プログラミング教育と「9歳の壁」
昨今では、プログラミング教育が
「9歳の壁」に対して役立つのではないか、
と一部で議論されています。
「9歳の壁」とは、その名のとおり、
9歳児、10歳児が直面する学業上の壁の
ことです。
日本の義務教育では、小学校低学年までは
「具体的に目で見て確認したり、理解できる
学習」が中心です。
しかし、小学3年生、4年生になると
たとえば算数であれば「割り算」や「分数」
「小数点以下の計算」といった、「九九を
応用して論理的に考えること」が求められる
計算が出てきます。
その結果、3、4年生を境目に学習に
つまづく子どもが増えてきます。
これが「9歳の壁」です。
この壁に対して、ゲーム感覚で学ぶことが
でき、かつ論理的思考力を養える
プログラミング教育が役立つのではと
期待されています。