ブログ,プログラミング

最近は、ソフトバンク社が販売している
「Pepper」などが話題ですが、Humanoid
(人型ロボット)は、人工知能やIoTと
ともに、今後益々発展していく技術
カテゴリの1つだと考えられています。

ロボットの操作には必ずプログラムが
必要です。そういった意味でも、
ロボット教材は、今後の人材育成を
見据えた場合、最適な学習方法の1つ
なのかもしれません。

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アーテック社は全国の小・中学校、高校、
幼稚園、保育園などの約11万3,000校で
使用されている学校教材の総合メーカーです。

同社が発売している「ロボティスト」は、
縦・横・斜めに挿し込める「アーテック
ブロック」と、初心者でも簡単に扱える
ロボット制御基板「Studuino」を
組み合わせることによって、形も動きも
自由自在に操作できるロボット教材です。

ロボティストには、無料でダウンロード
できるオリジナルソフトウェアの
「Studuinoアイコンプログラミング環境」と
「Studuinoブロックプログラミング環境」が
用意されているため、初心者でも簡単に
ロボットの動作制御プログラムを
作成できます。

専門知識がない初心者から高度な
ロボットを作成したい上級者まで、
幅広いユーザーに対応したロボット
製作キットです。

「自分でロボットを作ってみたい」
「身の回りにあるものの仕組みを知って
自分で作りたい」と考えている小学生
(8歳以上推奨)から、「子どもと
一緒に楽しく遊びながら学びたい」
「自ら考える力を身につけさせたい」と
考えている大人に特にお薦めです。

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組み立てブロック玩具で有名なLEGO社の
教育部門である「レゴ エデュケーション」は
次の2種類のロボット教材を販売しています。

・マインドストーム EV3(2022年販売終了)
・WeDo 2.0

マインドストーム EV3やWeDo 2.0は専用の
開発環境が用意されており、そのなかで
モーターの回転速度の変更やセンサー情報の
取得、各機器の制御などを実行できます。

これらの操作は用意されているアイコンを
組み合わせるだけで実現できるため、
プログラミン言語特有の細かくて
わかりづらい文法を学ぶ必要はありません。

この点は」、前回までにご紹介した
ScratchやHour of Codeなどと同じです。

2016年4月に発売されたWeDo 2.0は
マインドストームEV3よりも機能的には
シンプルになりますが、その分、
プログラミングの本質を学ぶことが可能です。

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ロボットを用いたプログラミング教材は、
学習者に人気が高いこともあり、ここ数年で
急速に増えています。

国内メーカーはもとより、海外メーカーも
さまざまなロボットと、それを制御するための
プログラミング教材をセットにして
展開しています。

次回以降で主なものをいくつか紹介します。

各教材にはとても丁寧なマニュアルが
付属しているので、前述した学習サービスや
教材アプリである程度プログラミングの
勘所をつかんだ人は、ぜひチャレンジして
みてください。

教員用マニュアルを用意している製品も
あります。お子さんがいる人は、一緒に
課題を解決したり、1つの課題を競ったり
するのも、楽しいのではないでしょうか。

なお、当然のことですが、ネット上の
学習サイトや教材アプリとは異なり、
ロボット教材は有料です。数千円~
十数万円かかりますので、この点には
注意してください。

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ハードウェアを利用したプログラミング学習の
メリットは、現実世界の物体を実際に触りながら、
その動きを画面内のプログラミングで制御できる
点にあります。

この体験をすることで、プログラミングの
持つ力をより一層具体的にイメージできる
ようになります。

そのため、ロボットを使ったプログラミング
教育は、独学での利用だけはなく、
ワークショップやスクールといった、
対面授業でも広く利用されており、人気を
博しています。

ハードウェア型のプログラミング教材は、
市販のラジコンなどとは異なり、
さまざまな新しい動きを学習者自らが
設定できます。

このことから、アイデア次第でいろいろな
処理を創造できます。

対面授業では通常、何らかの課題が与えられ、
その課題をクリアするためのロボットを
作ることが求められます。もちろん、
正解は1つではありません。

課題の解決方法は幾通りもあります。
「どのようにして課題をクリアするのか」を
考えるのが必要です。これは、一般社会でも
必須の「問題解決力」の向上にも役立ちます。

さらに、問題解決をグループワークで行う
場合は、グループ全員で協力して、課題解決の
ための方法を考えなければなりません。

このため、問題解決力の向上だけでなく、
コミュニケーション力の向上や共同作業に
おける役務分担などの素養も習得できます。

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前回までご紹介したプログラミング学習
サービスや教材アプリは全て、パソコンや
タブレットの画面内で作業が完結するもの
でした。

これに対し、実物のロボットやドローンと
いった、ハードウェア(物体)を
組み立てたり、操作したりすることを
通してプログラミングを学ぶことが
できる教材もあります。

特にLEGO社が販売している教育用レゴ
「マインドストームEV3」です。この機器は
みなさん自身のオリジナルのプログラムで
制御することが可能です。

プログラミング

テクノロジーの雄、Apple社もプログラミング
学習のためのアプリケーション「Swift
Playgrounds」を提供しています。

Swift PlaygroundsはiPad上で動作する、
プログラミング学習環境です(iPad用の
アプリです)。

このアプリでは、以前紹介した「Hour of Code」や
「Scratch」よりも、ワンランク上の高度な
学習ツールです。

このアプリは、非常に自由度が高いため、
使いこなせるようになるとさまざまなアプリを
制作できるようになります。気になる人は
ぜひチェックしてみてください。

今後は、Apple社以外にも、さまざまな企業が
この「プログラミング教育」の分野に参入し、
より良い学習サービスや教材アプリを発表すると
思います。

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CodeMonkeyは「今まで一度も
プログラミングしたことのない人でも
ゲームを進めるうちに自然とプログラムを
記述できるようになるゲームサービス」です。

CodeMonkeyを開発・運営しているのは、
イスラエルのソフトウェア・ゲーミング会社
「CodeMonkey Studios ltd.」です。

CodeMonkeyはパソコンのみで利用できる
サービスです。一人でも楽しめますし、
複数人で一緒に学ぶこともできます。

海外では学校の授業でCodeMonkeyを
採用しているところも増えてきており、
9歳から16歳の生徒対象に使われています。

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どのような学問にもいえることですが、
学習を続けていくうえで最も大切なことは、
なんといっても「楽しむこと」です。

最初から難しそうな雰囲気が出ていては、
やる気もすぐに薄れてしまいます。

そういった意味において、
MIT(マサチューセッツ工科大学)の
メディアラボが開発・運用している
学習サービス「Scratch」があります。

「Scratch」もプログラミング学習の
初心者にとって最適な学習サービスの
1つです。

Scratchを使うと、ゲーム感覚で楽しみ
ながら、プログラミングの理論や概念を
身につけることができるため、世界中で
人気があります。

また、Scratchは日本語にも対応して
いるので、英語が苦手な人にとって
最適な教材です。

ぜひ一度、実際にチャレンジして
みてください。

ブログ,プログラミング,未分類

lightbotはカナダのLightBot社が開発・運営
しているプログラミング学習サービスです。
2008年からサービスが開始されています。

視覚的な操作によって、パズル感覚で
プログラミングに必要な考え方を学ぶことが
できるため、低学年の子どもでも楽しんで
学ぶことができます。

また、パソコンはもとより、Androidや
iPhone/iPadのアプリとしても提供されて
いるため、いつでも、どこでも思い立った
ときにすぐに学習を開始できるという
メリットがあります。

各ステージも5分程度でクリアできるように
設計されているため、ゲームが好きな人には
お薦めです。

なお、Lightbotは、一部は日本語にも
対応しているものの、基本的には英語での
提供となります。この点は注意が必要かも
しれません。