【よく考えて!】途中下車がいいかどうかは、きちんと計算して決めたほうがいいですよ!
前述の方法は、前記事の山手線発着のようなところに限られるかといえば、
決してそうではありません。
山陽本線竜野(たつの、兵庫県)から
大阪(104.1キロ)1,980円へ行く場合、
途中の垂水(たるみ、兵庫県)で用があったときよりも、
同じく通しで買うより、別々にきっぷを買ったほうが安くなります。
きっぷ(IC乗車券も同額)
竜野ー垂水(57.9キロ) 990円
垂水ー大阪(46.2キロ、大阪の電車特定区間) 810円
合計 1,800円
と、180円安くなりますし、同じく神戸で途中下車のときも、
それぞれ次のように分ければ分けたほうが
きっぷ(IC乗車券も同額)
竜野ー神戸(71キロ) 1,340円
神戸ー大阪(特定区間) 410円
合計 1,750円
で、230円安くなります。
上記の例はJR西日本管内なので、
JR東日本のようにIC乗車券の1円運賃設定はありませんので、
きっぷもIC乗車券も同額の運賃設定となります。
JR東海も同様です。
分けて買うと高くなってしまう例を一つ上げてみます。
東京から名古屋へ行く途中で静岡で途中下車するとします。
通しできっぷを買うと6,380円です。静岡まできっぷを買って出かけると、
きっぷ(IC乗車券も同額)
東京ー静岡(180.2キロ) 3,410円
静岡ー名古屋(185.8キロ) 3,410円
合計 6,820円
分けたほうが440円も高くなってしまいます。