未分類

4.問題解決力が身につく

プログラミングを学ぶと「問題解決力が身に
つく」とよくいわれています。

なぜなら、何らかの問題や課題をコンピュータを
使って解決するのは、あらゆることを正確に
把握したうえでコンピュータに指示しなければ
ならないからです。

問題や課題の内容には大小がありますが、
解決に至る工程(ルート)は、おおむね
次のとおりでしょう。

問題の認識→情報収集→分析→
方針の検討→実行

この工程に、行動力やコミュニケーション能力
などが加わって高い問題解決力につながって
きます。

プログラミングの作業工程には、前記の
問題解決の工程と重なる部分が多くあります。

そのため、「プログラミングを学ぶこと=
問題解決をシミュレーションすること」となり、
継続的にプログラミング学習を繰り返すことに
よって問題解決力が向上していくのです。

問題に対する解決実現方法は1つでは
ありません。何通りもあります。答えが
1つしかないのは、受験勉強までです。

こうした”考える作業”を繰り返すことに
よって、問題解決力が継続的に向上して
いきます。

「プログラミング」というと、コード
(複雑な文字列)を書くイメージが強い
のです。

しかし、実際には「問題を解決するための
仮設作り」や「より良く実現するための
仕組み作り」「矛盾しないためのルール
設定」といった”実現するための方法”を
考える時間のほうが圧倒的に強いです。

ブログ,プログラミング

3.論理的思考力(ロジカルシンキング)の向上
  全社会人に必須のビジネス基礎力の1つで
  ある論理的思考力(ロジカルシンキング)は、
  一般的には、頭の中で考えていることを紙に
  書いたり、相手の立場になって物事を考える
  ことによって鍛えられるといわれています。

  論理的思考力(ロジカルシンキング)とは、
  端的にいえば「物事を、筋道を立てて
  きちんと考える力」です。

  この力はプログラミングを学習することで
  必然的に身につきます。

  プログラミングとは、実作業においては
  「小さな命令をいくつも組み合わせ、
  全体で何らかの目的を達成する作業」です。
 

  そのため、プログラミングの学習を進めて
  いくと必然的に、論理を組み立てることが
  トレーニングされ、論理的思考力の向上に
  つながります。

  コンピュータを使って自身の頭の中にある
  イメージを具体化するには、「どのように
  指示をだすのか」「どのように表現すれば
  よいか」を考えながら、形にしていくことが
  求められます。

  そのため、プログラミングを学習する過程で
  論理的思考力や表現力が高まります。

ブログ,プログラミング

プログラミングを学ぶことの直接的な
メリットは「プログラミングすることによって
新しいソフトウェアやアプリケーションを
制作できる」というものですが、それだけ
ではありません。

プログラミングの基礎を学ぶと、論理的
思考力(ロジカルシンキング)や問題
解決力などが向上することがわかって
います。

ITリテラシの向上も大きなメリットの
1つでしょう。

これらのスキルはエンジニアに限った
ものではなく、子どもから大人まで、
広く一般的に身につけておくべき
「基本スキル」です。

次回から、プログラミングを学ぶことの
5つのメリットについて書いていきます。

ブログ,プログラミング

英語と同様に、プログラミングのスキルは、
世界共通です。日本国内はもとより、
世界中で使えます。プログラミングに
国境はありません。

実際に、現在のIT業界では、世界中の
エンジニアが各国にいながらにして、
1つのプロダクト(ソフトウェアや
サービス)を共同で作っています。

そのようなことができる環境はすでに
用意されています。基本的な
プログラミング・スキルを身につけた後は、
その世界に足を踏み入れていき、またそこで
さらにスキルを磨いていくことが可能です。

また、プログラミングのスキルは価値のある
「能力」なので、病気や介護、出産・子育て
といった何らかの理由で一時的に離職した
場合でも、スキルがあればすぐに復職できます。

独立して自宅で作業することも可能です。
プログラミングのスキルをある程度
身につければ、実際に実現できます。すでに
実現している人もたくさんいます。

プログラミング・スキルを手に入れることで
可能なる働き方・暮らし方は、今現在
みなさんが想像している以上に多様化している
のかもしれません。

高齢化が進む日本では、仕事のみではなく、
仕事と介護、仕事と育児など、仕事+○○な
世の中になってきています。

そのような人にとって、プログラミング教育を
活かした、ITの在宅業務に就くことが
できれば、時間と場所の拘束性が少なくなり、
仕事を続けられると考えられます。

労働人口を安定して確保することは、
国家として重要な要素のひとつです。

ブログ,プログラミング

日本は、世界的に見れば格差の少ない社会
なので実感しづらいかもしれませんが、
「プログラミング・スキル」は世界中の
多くの人にとっての「希望」である、
という一面もあります。

たとえば、男女格差の大きい国や失業率の
高い国で暮らす人、そういった人々に
とってプログラミング・スキルは希望です。

プログラミング・スキルを磨くことで、
世界で活躍する可能性が生まれます。

プログラミングはインターネットに
つながる環境さえあれば、あとは本人
次第でいくらでも学習を進めることが
できます。

AIのソフト開発やドローンのアプリ開発も
夢ではありません。無料で学べる学習環境や
無料で利用できる開発キットも広くリリース
されています。

プログラミングは、他の分野と比較して
学習における初期投資が少ないという特徴が
あります。

ブログ,プログラミング

昨今では、プログラミング教育が
「9歳の壁」に対して役立つのではないか、
と一部で議論されています。

「9歳の壁」とは、その名のとおり、
9歳児、10歳児が直面する学業上の壁の
ことです。

日本の義務教育では、小学校低学年までは
「具体的に目で見て確認したり、理解できる
学習」が中心です。

しかし、小学3年生、4年生になると
たとえば算数であれば「割り算」や「分数」
「小数点以下の計算」といった、「九九を
応用して論理的に考えること」が求められる
計算が出てきます。

その結果、3、4年生を境目に学習に
つまづく子どもが増えてきます。
これが「9歳の壁」です。

この壁に対して、ゲーム感覚で学ぶことが
でき、かつ論理的思考力を養える
プログラミング教育が役立つのではと
期待されています。

パソコン,ブログ,プログラミング

この時代において「変化する既存産業や
社会の変化に対応できるように、自分自身も
変わって行かなければならない」という
ことです。

これからは、今は存在しない価値観や
ルールでものごとを考え、課題を解決しよう
とすることです。

今、求められている人材の1つは、既存の
競争社会を勝ち抜くためのノウハウを持った
人ではなく、新しい価値やルールを
生み出せる人です。

プログラミング・スキルは、目の前の
ビジネスに直接的に役立つ技術であると
同時に、広く・長い視点で見れば、自分自身の
ものの見方を変えてくれるキッカケに
なり得ます。

プログラミング・スキルを手に入れることで、
それまでに思いもつかなかった発想が生まれる
こともあります。

プログラミングを学べば、目の前の課題の
本質を見つけることができ、それを具体的に
やるべきことが見えてくるはずです。

ブログ,プログラミング

プログラミング・スキルが求められる
1つめの理由として、働き方がこれから
どんどん変わっていくことが挙げられます。

「ワーク・シフト」という言葉を聞いた
ことがある人も多いと思います。

米国の大学のある研究者によると
「2011年度にアメリカの小学校に
入学した子供たちの65%は、大学卒業時に
今は存在しない職業に就くだろう」と発言
しています。

つまりおおよそ10年後のことをいっている
のですが、10年後に65%もの人が”今は
存在していない職業”に就くというのは、
驚きです。

また、オックスフォード大学のある研究者は、
「米国労働省のデータに基づいて、702の職種が
今後どれだけコンピューター技術によって
自動化されるかを分析しました。

その結果、今後10~20年程度で、米国の
総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが
高いという結論に至ったのです。」と
いっています。

その一方で、現在の大人の私たち自身も、
自分たちが子供のときには聞いたことも、
イメージしなかった仕事、たとえば
「Webマーケッター」などの仕事に就いている
人が多数存在することを思えば、あながち
起こり得ない未来ではないですね。

そして、これから10年間に起こる変化は、
私たちがこれまでに体験してきた10年間の
変化よりも、さらに大きなものになることは
容易に想像できますね。

この問題は、小・中学生に限ったことでは
ないことに注意してください。現時点では
50代以下の人は10年後もまだバリバリの
現役です。

この変化を自分のこととして捉えて考える
ことが必要です。

ブログ,プログラミング

頭の中でルールの置き換えを簡単に
できてしまえる人が一定数存在するのです。

でも、そんな人を人を基準にしてはいけません。
決して自分と他人を比較しないでください。
普通の人は、プログラミング言語という
ルールを新たに身につけるのに時間が
かかるのです。

ブログ,プログラミング

プログラミング言語がたくさんあるという
のは、これからプログラミングを始めよう
とする人にとってはやっかいな問題です。

「どの言語から学べばいいの?」
「ひとつだけじゃダメなの?」
「いったん覚えた言語でも時間が経つと
使えなくなるの?」

そもそも、なぜこんなに数多くの
プログラミング言語があるのでしょうか?

実はプログラミング言語は個人のレベルで
作ることができるのです。現に今使われて
いる多くの言語は一人のプログラマーが
中心になって作られました。

必ずしも大企業がたくさんのプログラマー、
予算、時間をつぎこんで生み出した
ものではないのです。

プログラマーがその仕事を突き詰めていくと、
最終的に環境までも自分で作りたくなる、
ということがあります。

その究極の姿がプログラミング言語の作成です。

現在、プログラミング言語の数は、8,000くらい
あるといわれています。

でも、その中のごくわずかな言語、ほんの
数十種類の言語だけが多くの人に使われる
ようになり、生き残っています。

生き残りのためには、作者個人の継続的な
努力もさることながら、ときには普及の
きっかけになる偶然性も必要です。

まずは下記に示す主要な13言語から
一つの言語を身につけてください。

・C言語  ・C++  ・C#  ・Java
・Perl  ・Ruby ・PHP ・Python
・JavaScript ・Visual Basic
・Objective-C    ・Swift・HTML