パソコン,ブログ

QPI

CPUとチップセットや、CPU同士を
接続するIntel独自インターフェースです。

一般的な使い方では、QPIの速度の違いが
アプりケーションレベルの性能には
ほとんど影響しません。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
SoCについて、書きますね。

パソコン,ブログ

APU

Accelerated Proccessing Unitの略です。

CPUコアとGPUコアを統合した
プロセッサに対するAMDの呼称です。

最近はIntelもCPUにGPUをコアを
統合している場合が多いですが、
AMDは単に物理的に統合するだけなく、
仮想メモリ空間、命令セットレベルの
統合をも進めていることから
あえて通常のCPUと区別してこの呼名を
使っています。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
cTDPについて、書きますね。

パソコン,ブログ

今回から、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集,CPU編)で、
性能に関係しそうな用語について
解説していきますね。

1次キャッシュ

キャッシュは、データを一時的にためておく
高速メモリー領域のことです。

メインメモリーへのアクセスの遅さと
CPU内部の演算器の速さの違いを埋める
ために設けられています。

1次キャッシュは演算器に最も近くて
速いが容量が小さいです。

1次キャッシュの速度、容量とも
CPU性能への影響は大きいが、
ユーザーが容量を気にすべき
存在ではないです。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
2次キャッシュについて、
書きますね。

パソコン,ブログ

CPU用8ピン(プロセッサパワーコネクター)

もともとはサーバ向けのマザーボードで使われていた
コネクター。
IntelのかつてのハイエンドCPU
「Pentium Extreme Edition」ではこの8ピンが必須と
されていましたが、現在のCPUでは特に必要がありません。
8ピンを実装したマザーボードはあっても、
8ピンの片側に+12V電源用4ピンを挿すだけで
問題ないマザーボードがほとんどです。

次回は、Serial ATA用について、書きますね。

パソコン,ブログ

自作パソコンを構成するパーツの中で、CPUクーラーの交換は
比較的手間がかかります。製品によって固定方法が異なる上、
細かな部品が多いことがあるので、作業の前には製品の
取り付けマニュアルにしっかり目を通しておきましょう。

CPUクーラーの交換の鉄則
・大型クーラーは干渉しやすい。事前に外形寸法を
 調べておき、自分のパソコンに入るか検討する

・複数ソケットに対応するため、多数の部品が付属する。
 部品を無くさないように注意する。

・PCケースに交換用の穴があっても、マザーボードを
 外して交換するのが確実

CPUクーラーの交換
(1)CPUクーラーの選び方のコツ
   CPUクーラーは大きく分類して3種類ある
   ・水冷型
   ・サイドフロー型
   ・トップフロー型

   大型CPUクーラーの冷却性能は段違い
   CPU付属のクーラーは必要最低限
(2)プッシュピン型を取り付ける
   プッシュピン型は4個のピンを差し込むだけで
   固定できる手軽さがあります。
   取り付けの際には、ピンの向きに注意が必要です。
   ピンには矢印が書いてありますが、これは外す際の
   目印です。
   矢印の方向に回すと緩んでしまいます。
   ピンがきちんと固定できていないと冷却性能は
   著しく落ちます。きちんと固定できてなくても
   見た目にはわかりにくいので、必ず一度ひっくり返して
   ピンが正しく通っていることを確認しましょう。
   取り付けミスには注意
(3)リテンション組み立て型を取り付ける
   リテンションとはCPUクーラーを固定するための
   土台のことです。そこにヒートシンクを固定する。
   しっかりと固定できるので、大型のCPUクーラーで
   採用される。
   マニュアルにそって作業すれば難しくありません。
(4)バックプレートネジ留め型を取り付ける
   バックプレートを使う方式は多い。
   リテンション組み立て型ほどパーツ点数は多くない分、
   手順が少ない。
   一体型水冷クーラーは多くがこの方式を採用している。
(5)背面ネジ留め型を取り付ける
   他のタイプと異なり、マザーボードの背面から固定します。
   ヒートシンクがCPUソケット周辺を覆う、またはヒートシンクと
   マザーボード間が狭く他の方式が使えない場合に採用される。
   小型のCPUクーラーが採用する例が多い。
   背面から固定するため、CPUクーラー側のネジ穴が見えなくなり、
   取り付けの難易度は高めです。

次回は、自作パソコンのアップグレード鉄則(ケースファンの増設編)について、書きますね。

パソコン,ブログ

パーツを組み立てただけでは、自作パソコンは完成しません。
その後、基本的なBIOS設定、OSをのインストール、ドライバーの組み込みと
いった設定をして、初めて完成します。

セットアップ手順の鉄則
・OSをのインストール前にBIOS設定画面で
 基本の設定を確認しておくこと

・BIOSを変更する前に最新BIOSに
 更新しておくこと

・OSインストール後はドライバーと
 ユーティリティを組み込む

BIOS設定からOSやドライバーのインストールの流れを以下に示します。
(1)BIOS確認
   ・ストレージの確認
   ・CPUやメモリ容量の確認
(2)BIOS更新
   ・他のPCでBIOSをダウンロード
   ・BIOSメニューでBIOSを更新
(3)BIOS設定
   ・時刻を正しく設定
   ・ドライブの動作モードを正しく設定
   ・CPUを正しく設定
   ・ファンが動作してるか確認
(4)RAID設定(必要な場合)
   ・RAID BIOSで設定
(5)OSインストール
   ・パーティションの設定
   ・ログイン名の設定
   ・ネットワークの設定
(6)ドライバーのインストール
   ・マザーボード付属CDを使うか、ネットから
    ダウンロードして組み込む
   ・デバイスマネージャーで確認
(7)Windows Update
   ・自動で組み込まれる
(8)ユーティリティーを組み込む
   ・省電力機能は、ユーティリティーで動作する
   ・必要に応じてBIOS更新用や
    オーバークロック用を組み込む
(9)アプリケーションを組み込む

次回は、自作パソコンのセットアップ鉄則(基本的なセットアップ編)について、書きますね。

パソコン,ブログ

一般的なCPUにはクーラーが付属しています。
別売のクーラーは、冷却を強化したい時に
購入する。
冷却能力の引き上げだけでなく、冷却能力を
適度に維持したまま、CPU高負荷時にも
より静かにすることなどができます。

CPUクーラー選びの鉄則

・CPUクーラーを交換すると負荷時のCPUの温度を
 下げられます。

・大型のCPUクーラーはファンの選び方や個数に
 より冷却能力強化と静かさ維持の両方に使える

・一体型の水冷ユニットは、ラジエーターの
 大きさに注意することです。
 PCケースによっては固定できません。

大型空冷クーラーは高い冷却性能が魅力
一体型水冷クーラーはラジエーターが大型化

市販のCPUクーラーは付属品より冷却性能が高い

トップフローとサイドフロー、大きく分けて2種類ある

市販のクーラーにはさまざまな形状がある

CPUクーラーの取り付け方法は主に5種類に分けられる
・プッシュピン型
 クーラー本体にプッシュピンをネジ留め
 マザーボードの穴に合わせてピンを押し込む
・リテンション組み立て型
 ベースとなる取付台を組み立て、
 裏面にはバックプレートも組み付ける
 CPUクーラー本体を押さえ金具で固定する
・バックプレートネジ留め型
・バックプレートナット留め型
・背面ネジ留め型

水冷は手軽な一体型が主流
ラジエーターは大型化の傾向がある

次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則(キーボード&マウス編)について、書きますね。

パソコン,ブログ

マザーボードは非常に種類が多く、適切な1枚を選び出すのが
なかなか大変です。チェックすべきポイントとその意味を
理解して、一つ一つ確認しながら購入候補の製品を
絞り込んでいきましょう。

マザーボードの鉄則
・使いたいCPUとフォームファクターをまず選ぶ

・拡張スロットや端子の種類と数が製品により
 異なります。何が必要か確認する。

・高価な製品は、オーバークロックを調整しやすくし、
 上限を高めている

ソケットはCPUとセットで選ぶ
上位モデルは付属品や付加機能が充実

(1)規格で変わるマザーボードの大きさ
   3種類の規格があります。
   ATX,microATX,Mini-ITX
   この順でマザーボードの大きさが小さくなります。
   一番大きいのはATX、一番小さいのはMini-ITXです。

(2)主なCPUソケットの種類
   IntelはLGA-2011-v3,LGA1150,LGA1151の3種類で、
   LGA1151です。
   AMDはSocket AM3+,Socket FM2,Soket FS1bの3種類です。

(3)Z170マザーはI/Oフレキシビリティーに注意が必要

(4)PCI Expressスロットは形状や本数、動作モードに注意

(5)高級なマザーボードと普及版マザーボードの付属品の量が違う

(6)マザーボードの設定をつかさどる「UEFI」
   UEFIの役割はOSとハードウェアの橋渡し

メーカー独自の機能や上位製品との違いを比較する必要がある
   

次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則(メモリ編)について、書きますね。

パソコン,ブログ

CPUはパソコン全体の処理性能に大きく影響する、極めて重要なパーツです。
チップセットはCPUと対になるパーツで、各種のインターフェースを制御します。
自分にあった製品を選ぶには、CPUやチップセットにおいて性能や機能を決める
要素は何かを把握しておく必要があります。

CPU&チップセットの鉄則
・CPUの違いにより「できないこと」はない。
 予算に応じて好きなモデルを選べばよい。

・小型のパソコンを作るのなら、低消費電力版を検討する。
 ただし、同じ価格の通常電力版より性能は低い

・AMD製のCPUは性能の高さも消費電力の低さも
 同じクラスのIntel製CPUにおよばない傾向があり、
 好きな人が買います

IntelのCore i7/i5が売れ筋でAMDは内蔵グラフィックとの統合を進める

CPUアーキテクチャーはそのCPUの基本性能を決める。
店頭で購入得きるモデルは下記の要素を変えて作られたバリエーションです。

(1)動作周波数
   動作周波数が高いほど時間あたりの処理回数が増えるため、
   性能に直結する。ただし、マイクロアーキテクチャーが
   異なると1Hzあたりの処理性能も変わるので、単純に
   比較できない。
(2)コアの数
   1個のCPUに複数のCPUが入っていると考えてください。
   処理を並列に進められるようになり、対応したプログラムで
   高速化できる。ただし、並列処理できないプログラムを
   実行する場合は高速化できない。
(3)Hyper-Threading(マルチスレッド技術)の有無
   この技術はIntel製CPUだけが実装している。
   1つの物理的なコアを仮想的に2つに見せ、2コアと
   似た動作をさせられる。
(4)キャッシュ容量
   CPUの演算器の速度と、それより遅いメインメモリーの
   アクセス速度を差を埋めるための高速なメモリです。
   キャッシュは、1次(Lebel1:L1)から
   3次(Lebel3:L3)といった階層構造になっている。

IntelとAMDが2大メーカー、売れ筋は1.5万~3万円の製品

3種類のソケットで製品展開、低消費電力版もあるIntel

AMD製のCPUは新製品に乏しい

Intelの売れ筋CPUが無難、個性のあるPCには低消費電力版を

次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則(マザーボード編)について、書きますね。

パソコン,ブログ

パーツ選びの第一歩は、「CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)」です。
CPUで得られる処理性能が決まり、CPUに合う「マザーボード」や
「メモリ」が決まる。OS(Operating System)のインストールには
「光学式ドライブ」やUSBメモリを使います。
インストールは従来「HDD(Hard Disk Drive)」が定番でしたが、
最近は圧倒的に早い「SSD(Solid State Drive)」にOSを入れて、
HDDはデータ用にしている人が多いです。昨今のCPUはグラフィックス機能を
内蔵しているが、ゲームを存分に楽しむのであれば、「グラフィックスボード」が
欲しくなるでしょう。
電源を供給する「電源ユニット」と合わせて、各種パーツは
「PCケース」に収納します。
また、液晶ディスプレイ(表示装置)やキーボード・マウスなども必要です。

このように自作パソコンは、アイデア次第でどんな形にでもできます。
作り方のコツさえつかめれば、用途に合わせて自在にパーツを選び、
自分の目的にピッタリの1台が手に入ることでしょう。

次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則について、書きますね。