ブログ,プログラミング

ハードウェアを利用したプログラミング学習の
メリットは、現実世界の物体を実際に触りながら、
その動きを画面内のプログラミングで制御できる
点にあります。

この体験をすることで、プログラミングの
持つ力をより一層具体的にイメージできる
ようになります。

そのため、ロボットを使ったプログラミング
教育は、独学での利用だけはなく、
ワークショップやスクールといった、
対面授業でも広く利用されており、人気を
博しています。

ハードウェア型のプログラミング教材は、
市販のラジコンなどとは異なり、
さまざまな新しい動きを学習者自らが
設定できます。

このことから、アイデア次第でいろいろな
処理を創造できます。

対面授業では通常、何らかの課題が与えられ、
その課題をクリアするためのロボットを
作ることが求められます。もちろん、
正解は1つではありません。

課題の解決方法は幾通りもあります。
「どのようにして課題をクリアするのか」を
考えるのが必要です。これは、一般社会でも
必須の「問題解決力」の向上にも役立ちます。

さらに、問題解決をグループワークで行う
場合は、グループ全員で協力して、課題解決の
ための方法を考えなければなりません。

このため、問題解決力の向上だけでなく、
コミュニケーション力の向上や共同作業に
おける役務分担などの素養も習得できます。

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では、実際にどのような学習方法が
あるのでしょうか?

現在では、プログラミングに関して、
次のような学習方法が提供されています。

・書籍やネットなどを使って学習する。
・プログラミングの学習サービスを利用する。
・ワークショップに参加する。
・プログラミング関連のスクールに通う。

どの方法が最良であるかは、最終的には
実際に学習をするみなさんの好みや
相性などによって決まる面も大きく、
またそれぞれの学習方法に
メリット・デメリットがあるので、
「絶対にこれが良い」と一概には
いえません。

ただ、みなさんがプログラミングの
初心者であるならば、次の流れで学習を
進めることをお勧めします。

1.プログラミング学習サービスや
  教材アプリを利用する。
2.(任意)ワークショップに参加するあるいは
  スクールに通う。
3.書籍やネットなどの情報などで学習する。

上記いづれかの1つの方法だけで十分なスキルを
身につけるのは大変です。

スキルの習熟度に応じて、最適な学習環境に
移行することが大切です。そういった意味も
あって、上記の3段階で学習を進めていくことを
お勧めします。

次からは、上記各段階について、説明します。

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プログラミングを教えるスクールの中には、
マンツーマンのレッスンに対応している
ところもあります。

疑問点や質問したいことがあるのに周りの
人の目が気になって声をあげられない人は、
マンツーマンのスクールも検討して
みてください。

通常のスクールより割高ですが、理解も
進みやすく、充実感は高いと思います。

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ネットの学習サービスや教材アプリで
ある程度プログラミングの基本や素養を
習得できたら、次のステップとして、
一定回数は、ワークショップやキャンプ
(集中的にプログラミング学習を行う
イベント)、またはスクールに通うことを
お勧めします。

ワークショップやキャンプ、スクールでは、
限られた一定時間内で成果物(アプリや
プログラムなど)を作成するため、
初心者にとっては、とても良い経験に
なると思います。

また、習熟度が同程度の人と交流することも、
勉強のモチベーションを維持するうえでは
効果的です。

ワークショップは全国で頻繁に行われています。

ここまでの段階で、プログラミング的な思考や
考え方と、基本的な開発技法を習得することが
できれば、あとは書籍やネットなどのを
用いて学習するだけでも、どんどん知識を
増やしていくことができます。

その速度は基礎を身につけていない人と
比較して、圧倒的に速いと思います。

どのような科目にもいえることですが、
大切なのは何といっても「基礎」です。
オンラインの学習サービスとワークショップや
キャンプ、スクーリングなどでしっかりとした
基礎を身につけてください。