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汎用4ピン(ペリフェラルパワーコネクタ)

汎用の電源コネクタ。Ultra ATAのドライブ他、
マザーボードからの電源を取得しないタイプの
ファンで使います。
分岐や変換のケーブルで口を増やしたり、
FDD用4ピンやSerial ATA用、PCI Express用などに
変えたりできます、

次回は、Serial ATA端子について、書きますね。

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自作パソコンのケーブル配線は、つなぐ端子さえ
間違えなければ動作します。
何も考えずにただつなげると、PCケース内がケーブルで
雑然としてしまいます。ケーブルを整理しておけば、
見栄えが良くなるだけでなく、さまざまなトラブルが
防げます。

ケーブル整理の鉄則
・余ったケーブルは、マザーボードの裏面や
 空きベイを活用してうまく隠しましょう。

・Serial ATAは適当な長さや端子の向きの
 ケーブルへの買い替えも検討しましょう。

・各種の電源ケーブルは、延長ケーブルで長くして、
 PCケースの端に沿わせるてもあります。

(1)ケーブルを整理しておかないと発生するトラブル米
   ・異音の発生や故障の原因となる
    ケーブルとファンが接触し、異音が発生
    パーツの追加や交換がしにくい
    組み立てミスを発見しづらい
    パソコン内部でショート

   ・パソコン内部の冷却効果にも影響する
    PCケースのほとんどは前面から空気を取り入れ、
    背面から排出する仕組みです。
    PCケース内部のケーブルが乱れていると
    風の流れがケーブルで妨げられ、パソコンの
    内部温度が上がることもあります。

(2)ケーブル配線の基本テクニック
   ・太くて硬いケーブルから先に配線する
    太いケーブルは固くて曲げにくく、
    配線に制限があるためです。

   ・PCケースを寝かし配線しましょう

   ・マザーボードの裏面を利用しましょう

   ・CPUクーラーの向きを変更しましょう

   ・隙間を利用してケーブルを収納しましょう

   ・電源ユニット付近の空間を有効活用しましょう

   ・ファン脇のわずかな空間も有効活用しましょう

(3)裏面配線を上手にやるコツ
   ・裏面配線って何?
    裏面配線は、PCケースのマザーボード
    取り付け部分と側面パネルとのわずかな
    空間に電源ケーブルやSerial ATAケーブルと
    いった各種ケーブルを配線するテクニックです。

   ・裏面配線には対応するPCケースと電源が必要

   ・ケーブルの厚みに注意

   ・コツをつかめば裏面配線は簡単

   ・ケーブルが届かない時は延長ケーブルを使用

以上が自作PCの鉄則でした。トラブル解決については、
個別にご相談ください。次回からは、自作パソコンの
基礎知識として、コネクター&スロット辞典で
こまめに投稿していきますね。

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冷却性能が高いCPUクーラーを導入しても、
PCケース内に熱がこもっていては性能を発揮できません。
しっかり排熱するには、ケースファンを適切な場所に
取り付ける、複数の固定場所があるPCケースでは、
いろいろと組み合わせを変えて見ましょう。

ケースファンの増設の鉄則
・ファンの大きさは決まっている。
 固定場所がどのサイズのファンに対応しているか
 確認する

・ファンの電源ケーブルの形状やピン数を確認する。
 マザーボードにファン用の端子の空きがなければ、
 変換/増設ケーブルを検討する。

・メーカーごとに測定基準がバラバラなので、
 カタログ上の騒音レベルの値では静かさは
 判断しにくい

ケースファンの増設
(1)BIOSでファンの動作をチェックする

(2)ファン選びのポイント
   ファン選びのポイントは下記のとおりです。
   ・大きさ(8センチ角、9センチ角、12センチ角、14センチ角)
   ・厚さ(厚さ13ミリ、厚さ25ミリ)
    厚さ25ミリが主流
   ・リブの有無
    ファンのネジ穴を覆う枠をリブという。
    主流はリブ無しですが、中にはリブありのファンもある。
    リブありはゴムブッシュが使えないなど、固定具が異なるので、
    注意しましょう。
   ・電源端子の形状
    電源端子は3ピンと4ピンの2種類。
    4ピンはPWM(Pluse Width Modulation)での回転制御に対応。
    マザーボドの4ピン端子につないで、回転数を自動で調整できる
    のがポイントです。
   ・回転数・風量・騒音値
    回転数や風量、騒音値は製品のパッケージやメーカーのWebページに
    記載されている。騒音値はメーカーごとに測定基準がバラバラなので
    参考程度のとどめておきましょう。
   ・固定具
    テーパーねじ、ゴムブッシュ、ネジ(ナットを使用)
   ・LED
    見た目を楽しみたいのであればLEDを搭載したファンを選びましょう、
   ・メインテナンス性
    メインテナンスのしやすさも製品選びのポイントです。
   ・ファンコントローラー
    ファンコントロール機能があれば、ファンの回転数を手動で
    調整可能です。

(3)ファンを交換する

次回は、自作パソコンのアップグレード鉄則(ディスプレイの増設編)について、書きますね。

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パーツを組み立てただけでは、自作パソコンは完成しません。
その後、基本的なBIOS設定、OSをのインストール、ドライバーの組み込みと
いった設定をして、初めて完成します。

セットアップ手順の鉄則
・OSをのインストール前にBIOS設定画面で
 基本の設定を確認しておくこと

・BIOSを変更する前に最新BIOSに
 更新しておくこと

・OSインストール後はドライバーと
 ユーティリティを組み込む

BIOS設定からOSやドライバーのインストールの流れを以下に示します。
(1)BIOS確認
   ・ストレージの確認
   ・CPUやメモリ容量の確認
(2)BIOS更新
   ・他のPCでBIOSをダウンロード
   ・BIOSメニューでBIOSを更新
(3)BIOS設定
   ・時刻を正しく設定
   ・ドライブの動作モードを正しく設定
   ・CPUを正しく設定
   ・ファンが動作してるか確認
(4)RAID設定(必要な場合)
   ・RAID BIOSで設定
(5)OSインストール
   ・パーティションの設定
   ・ログイン名の設定
   ・ネットワークの設定
(6)ドライバーのインストール
   ・マザーボード付属CDを使うか、ネットから
    ダウンロードして組み込む
   ・デバイスマネージャーで確認
(7)Windows Update
   ・自動で組み込まれる
(8)ユーティリティーを組み込む
   ・省電力機能は、ユーティリティーで動作する
   ・必要に応じてBIOS更新用や
    オーバークロック用を組み込む
(9)アプリケーションを組み込む

次回は、自作パソコンのセットアップ鉄則(基本的なセットアップ編)について、書きますね。

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PCケースは使い勝手、大きさ、デザインで選びましょう。
組み込みたいパーツの大きさや発熱の大きさによって、
求められる要件が変わります。
外見だけでなく、構造や拡張性を十分に確認しましょう。

PCケース選びの鉄則

・外見だけでなく内部も細かくチェックしましょう。
 メインテナンスのしやすさがわかります。

・ファンを何個取り付けられるか見て、
 冷却の自由度の高さを判断しましょう。

・どんなパーツ構成でも対応しやすいのは、
 大きめのケースです。長く使えます。

パソコンの外観を決める重要なパーツ
メインテナンス性や拡張性もチェック

PCケースの主な種類
ミドルタワー
ミニタワー
デスクトップ

余裕を持って組むなら大型ケースを選ぶ

チェックポイントは多数
できれば実物を触って確認を

デザインを工夫したPCケースもある

PCケースを選ぶ時の主な4つのポイント
・USB端子は3.0に対応しているか?配線方法は?
・HDDは何台まで取り付けられるか?固定方法は?
・右側面にケーブルを配線するスペースや配線用に穴があるか?
・2.5インチドライブも固定できるか?

製品ごとに大きく異なるドライブの取り付け方式(3.5インチベイの例)
・クッションを付けて押し込む
・専用のトレーで入れる
・トレイにネジ止めしていれる
・直接押し込む
・レールに挟んで押し込む
・トレーにつけてネジ止めする

時代によって変化するトレンド
2.5インチベイは付け方を確認

2.5インチドライブの取り付け方法はさまざま
・専用スペースへの取り付け
・3.5インチドライブと共用
・5インチドライブと共用
・2.5インチSSD専用のレール

かゆいところに手が届くUSB3.0変換アダプター

次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則(電源ユニット編)について、書きますね。