ブログ,プログラミング

5.アイデアを実際の形にできる

日本を代表するソフトウェア技術者の一人で
あり、プログラミング言語「Ruby(ルビー)」の
設計者でもある、まつもとゆきひろ氏は
「プログラミングはコンピュータへの翻訳
作業ではなく、自身のアイデアを表現する
もの」といっています。

アイデアをプログラムへ落とし込むことで、
思考が整理され、さらにルールさえ作って
しまえば、コンピュータが自分の代わりに
作業してくれるなど、自身の力を何倍に
拡張できるのが、プログラミングを学ぶ
ことの最大のメリットの1つです。

プログラミングを学ぶということは、
100年前にはあり得なかった次の3番目の
方法を使える時代になったということです。

1.自分でやる
2.人にやってもらう
3.コンピュータにやらせる

自分でプログラミングをしない人(他人の
作ったソフトウェアを使うだけの人)は、
誰かが決めたルールや、誰かが決めた
仕組みの中でしか作業したり、遊んだりする
ことしかできません。

一方、プログラミングを学べば、その世界
(ソフトウェア)のルールや仕組みを自分で
決められます。

大切なことは、アイデアをプログラムへ
落とし込む際の肝となる「考え方」や
「実現方法」を、みなさん自身が
”イメージできる状態”になることです。

プログラミングを学習することで、表現力や
コミュニケーション能力、検索力(必要な
情報をインターネットから探し出すスキル)
など、今後を生きていくために必須となる
さまざまなスキルを得ることが可能です。

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2.世の中の仕組みを理解できる
  ITがここまで普及した時代において、
  コンピュータの仕組みを理解していない
  ことは、すなわち世の中の仕組みを
  理解できないことに直結します。

  現在では、電気、水道、ガスはもちろんの
  こと、自動車や医療機器など、ほとんどの
  ものがコンピュータによって管理・制御
  されており、ソフトウェアがないと
  世の中が動きません。

  そのソフトウェアを生み出すスキルである
  「プログラミング」は、世の中の仕組みを
  理解する上で不可欠といっても過言では
  ないでしょう。

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英語と同様に、プログラミングのスキルは、
世界共通です。日本国内はもとより、
世界中で使えます。プログラミングに
国境はありません。

実際に、現在のIT業界では、世界中の
エンジニアが各国にいながらにして、
1つのプロダクト(ソフトウェアや
サービス)を共同で作っています。

そのようなことができる環境はすでに
用意されています。基本的な
プログラミング・スキルを身につけた後は、
その世界に足を踏み入れていき、またそこで
さらにスキルを磨いていくことが可能です。

また、プログラミングのスキルは価値のある
「能力」なので、病気や介護、出産・子育て
といった何らかの理由で一時的に離職した
場合でも、スキルがあればすぐに復職できます。

独立して自宅で作業することも可能です。
プログラミングのスキルをある程度
身につければ、実際に実現できます。すでに
実現している人もたくさんいます。

プログラミング・スキルを手に入れることで
可能なる働き方・暮らし方は、今現在
みなさんが想像している以上に多様化している
のかもしれません。

高齢化が進む日本では、仕事のみではなく、
仕事と介護、仕事と育児など、仕事+○○な
世の中になってきています。

そのような人にとって、プログラミング教育を
活かした、ITの在宅業務に就くことが
できれば、時間と場所の拘束性が少なくなり、
仕事を続けられると考えられます。

労働人口を安定して確保することは、
国家として重要な要素のひとつです。

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職業としてのプログラマーは、どのような
仕事の仕方をしているのでしょうか?
知りたくありませんか?

それには、①受託開発と自社サービス開発
②大規模開発と少人数(個人)開発、
③アプリケーション開発とシステム開発と
いう3つの視点があります。

①受託開発と自社サービス開発

 ・受託開発
  顧客の要求にしたがってシステムを
  開発します。

  たとえば「SE(システム・エンジニア)」は
  顧客とコミュニケーションを取りながら
  プログラムの内容を固めていくため、
  営業に近い仕事になります。

 
 ・自社サービス開発
  顧客から仕事を受けるのではなく、
  サービスそのものの企画から自分たちで
  行います。

  リサーチ能力や想像力が要求され、ある意味
  クリエイティブな仕事ともいえます。
  

次は、②大規模開発と少人数(個人)開発について、
書きますね。

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コンピュータに詳しくなければプログラミングが
できないと思っている方は多いのではないで
しょうか?

プログラミングを学習行く過程で、ハードウェア、
OS、ソフトウェア、ネットワークなどの知識が
少しづつ求められてきますが、初期段階から
知っている必要はありません。

マウスが使え、キーボードでタイピングができ、
アプリケーションを起動して、ファイルを
保存できる。

この程度のパソコンの操作スキルがあれば、
初歩の「プログラマー」になれるベースは
できています。