パソコン,ブログ

冷却性能が高いCPUクーラーを導入しても、
PCケース内に熱がこもっていては性能を発揮できません。
しっかり排熱するには、ケースファンを適切な場所に
取り付ける、複数の固定場所があるPCケースでは、
いろいろと組み合わせを変えて見ましょう。

ケースファンの増設の鉄則
・ファンの大きさは決まっている。
 固定場所がどのサイズのファンに対応しているか
 確認する

・ファンの電源ケーブルの形状やピン数を確認する。
 マザーボードにファン用の端子の空きがなければ、
 変換/増設ケーブルを検討する。

・メーカーごとに測定基準がバラバラなので、
 カタログ上の騒音レベルの値では静かさは
 判断しにくい

ケースファンの増設
(1)BIOSでファンの動作をチェックする

(2)ファン選びのポイント
   ファン選びのポイントは下記のとおりです。
   ・大きさ(8センチ角、9センチ角、12センチ角、14センチ角)
   ・厚さ(厚さ13ミリ、厚さ25ミリ)
    厚さ25ミリが主流
   ・リブの有無
    ファンのネジ穴を覆う枠をリブという。
    主流はリブ無しですが、中にはリブありのファンもある。
    リブありはゴムブッシュが使えないなど、固定具が異なるので、
    注意しましょう。
   ・電源端子の形状
    電源端子は3ピンと4ピンの2種類。
    4ピンはPWM(Pluse Width Modulation)での回転制御に対応。
    マザーボドの4ピン端子につないで、回転数を自動で調整できる
    のがポイントです。
   ・回転数・風量・騒音値
    回転数や風量、騒音値は製品のパッケージやメーカーのWebページに
    記載されている。騒音値はメーカーごとに測定基準がバラバラなので
    参考程度のとどめておきましょう。
   ・固定具
    テーパーねじ、ゴムブッシュ、ネジ(ナットを使用)
   ・LED
    見た目を楽しみたいのであればLEDを搭載したファンを選びましょう、
   ・メインテナンス性
    メインテナンスのしやすさも製品選びのポイントです。
   ・ファンコントローラー
    ファンコントロール機能があれば、ファンの回転数を手動で
    調整可能です。

(3)ファンを交換する

次回は、自作パソコンのアップグレード鉄則(ディスプレイの増設編)について、書きますね。

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PCケースは使い勝手、大きさ、デザインで選びましょう。
組み込みたいパーツの大きさや発熱の大きさによって、
求められる要件が変わります。
外見だけでなく、構造や拡張性を十分に確認しましょう。

PCケース選びの鉄則

・外見だけでなく内部も細かくチェックしましょう。
 メインテナンスのしやすさがわかります。

・ファンを何個取り付けられるか見て、
 冷却の自由度の高さを判断しましょう。

・どんなパーツ構成でも対応しやすいのは、
 大きめのケースです。長く使えます。

パソコンの外観を決める重要なパーツ
メインテナンス性や拡張性もチェック

PCケースの主な種類
ミドルタワー
ミニタワー
デスクトップ

余裕を持って組むなら大型ケースを選ぶ

チェックポイントは多数
できれば実物を触って確認を

デザインを工夫したPCケースもある

PCケースを選ぶ時の主な4つのポイント
・USB端子は3.0に対応しているか?配線方法は?
・HDDは何台まで取り付けられるか?固定方法は?
・右側面にケーブルを配線するスペースや配線用に穴があるか?
・2.5インチドライブも固定できるか?

製品ごとに大きく異なるドライブの取り付け方式(3.5インチベイの例)
・クッションを付けて押し込む
・専用のトレーで入れる
・トレイにネジ止めしていれる
・直接押し込む
・レールに挟んで押し込む
・トレーにつけてネジ止めする

時代によって変化するトレンド
2.5インチベイは付け方を確認

2.5インチドライブの取り付け方法はさまざま
・専用スペースへの取り付け
・3.5インチドライブと共用
・5インチドライブと共用
・2.5インチSSD専用のレール

かゆいところに手が届くUSB3.0変換アダプター

次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則(電源ユニット編)について、書きますね。