パソコン,ブログ

パーツを組み立てただけでは、自作パソコンは完成しません。
その後、基本的なBIOS設定、OSをのインストール、ドライバーの組み込みと
いった設定をして、初めて完成します。

セットアップ手順の鉄則
・OSをのインストール前にBIOS設定画面で
 基本の設定を確認しておくこと

・BIOSを変更する前に最新BIOSに
 更新しておくこと

・OSインストール後はドライバーと
 ユーティリティを組み込む

BIOS設定からOSやドライバーのインストールの流れを以下に示します。
(1)BIOS確認
   ・ストレージの確認
   ・CPUやメモリ容量の確認
(2)BIOS更新
   ・他のPCでBIOSをダウンロード
   ・BIOSメニューでBIOSを更新
(3)BIOS設定
   ・時刻を正しく設定
   ・ドライブの動作モードを正しく設定
   ・CPUを正しく設定
   ・ファンが動作してるか確認
(4)RAID設定(必要な場合)
   ・RAID BIOSで設定
(5)OSインストール
   ・パーティションの設定
   ・ログイン名の設定
   ・ネットワークの設定
(6)ドライバーのインストール
   ・マザーボード付属CDを使うか、ネットから
    ダウンロードして組み込む
   ・デバイスマネージャーで確認
(7)Windows Update
   ・自動で組み込まれる
(8)ユーティリティーを組み込む
   ・省電力機能は、ユーティリティーで動作する
   ・必要に応じてBIOS更新用や
    オーバークロック用を組み込む
(9)アプリケーションを組み込む

次回は、自作パソコンのセットアップ鉄則(基本的なセットアップ編)について、書きますね。

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パーツを集めたらいよいよ組み立てです。
パーツを組み付けて、電源を入れられるようになるまでの
全手順を解説します。

組み立ての鉄則

・全体の作業の流れを理解して
 順序良く組み立てる

・工具を正しく使ってパーツのズレや
 緩みをなくす

・最小構成で動作を確認して、
 初期不良を洗い出せば後が楽です。
 
必要な工具を揃えましょう

・プラスドライバー
・マイナスドライバー
・ソケットドライバー
・ラジオペンチ
・電動ドライバー

初期不良の洗い出しは組み立て完了前に済ませましょう

自作に主に使われるネジ
ブラスの2番(No.2)→ディスクトップPC向けパーツ全般
プラスの0番(No.0)→SSD,ノートPC向け全般向けパーツ
トルクスTB     →HDD
六角ソケット    →スペーサー、一部の六角形ネジ

次回は、自作パソコンの組み立ての鉄則(パソコンの組み立て手順編)について、書きますね。

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PCケースは使い勝手、大きさ、デザインで選びましょう。
組み込みたいパーツの大きさや発熱の大きさによって、
求められる要件が変わります。
外見だけでなく、構造や拡張性を十分に確認しましょう。

PCケース選びの鉄則

・外見だけでなく内部も細かくチェックしましょう。
 メインテナンスのしやすさがわかります。

・ファンを何個取り付けられるか見て、
 冷却の自由度の高さを判断しましょう。

・どんなパーツ構成でも対応しやすいのは、
 大きめのケースです。長く使えます。

パソコンの外観を決める重要なパーツ
メインテナンス性や拡張性もチェック

PCケースの主な種類
ミドルタワー
ミニタワー
デスクトップ

余裕を持って組むなら大型ケースを選ぶ

チェックポイントは多数
できれば実物を触って確認を

デザインを工夫したPCケースもある

PCケースを選ぶ時の主な4つのポイント
・USB端子は3.0に対応しているか?配線方法は?
・HDDは何台まで取り付けられるか?固定方法は?
・右側面にケーブルを配線するスペースや配線用に穴があるか?
・2.5インチドライブも固定できるか?

製品ごとに大きく異なるドライブの取り付け方式(3.5インチベイの例)
・クッションを付けて押し込む
・専用のトレーで入れる
・トレイにネジ止めしていれる
・直接押し込む
・レールに挟んで押し込む
・トレーにつけてネジ止めする

時代によって変化するトレンド
2.5インチベイは付け方を確認

2.5インチドライブの取り付け方法はさまざま
・専用スペースへの取り付け
・3.5インチドライブと共用
・5インチドライブと共用
・2.5インチSSD専用のレール

かゆいところに手が届くUSB3.0変換アダプター

次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則(電源ユニット編)について、書きますね。

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CPUはパソコン全体の処理性能に大きく影響する、極めて重要なパーツです。
チップセットはCPUと対になるパーツで、各種のインターフェースを制御します。
自分にあった製品を選ぶには、CPUやチップセットにおいて性能や機能を決める
要素は何かを把握しておく必要があります。

CPU&チップセットの鉄則
・CPUの違いにより「できないこと」はない。
 予算に応じて好きなモデルを選べばよい。

・小型のパソコンを作るのなら、低消費電力版を検討する。
 ただし、同じ価格の通常電力版より性能は低い

・AMD製のCPUは性能の高さも消費電力の低さも
 同じクラスのIntel製CPUにおよばない傾向があり、
 好きな人が買います

IntelのCore i7/i5が売れ筋でAMDは内蔵グラフィックとの統合を進める

CPUアーキテクチャーはそのCPUの基本性能を決める。
店頭で購入得きるモデルは下記の要素を変えて作られたバリエーションです。

(1)動作周波数
   動作周波数が高いほど時間あたりの処理回数が増えるため、
   性能に直結する。ただし、マイクロアーキテクチャーが
   異なると1Hzあたりの処理性能も変わるので、単純に
   比較できない。
(2)コアの数
   1個のCPUに複数のCPUが入っていると考えてください。
   処理を並列に進められるようになり、対応したプログラムで
   高速化できる。ただし、並列処理できないプログラムを
   実行する場合は高速化できない。
(3)Hyper-Threading(マルチスレッド技術)の有無
   この技術はIntel製CPUだけが実装している。
   1つの物理的なコアを仮想的に2つに見せ、2コアと
   似た動作をさせられる。
(4)キャッシュ容量
   CPUの演算器の速度と、それより遅いメインメモリーの
   アクセス速度を差を埋めるための高速なメモリです。
   キャッシュは、1次(Lebel1:L1)から
   3次(Lebel3:L3)といった階層構造になっている。

IntelとAMDが2大メーカー、売れ筋は1.5万~3万円の製品

3種類のソケットで製品展開、低消費電力版もあるIntel

AMD製のCPUは新製品に乏しい

Intelの売れ筋CPUが無難、個性のあるPCには低消費電力版を

次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則(マザーボード編)について、書きますね。