ブログ,プログラミング

プログラミングの全体的な意味は読んで
字のごとく「プログラムを作ること」です。

もう少し細分化すると大きく、
「アイデア発案・設計」と「開発」の
2つの作業工程に分類できます。

(1)アイデア発案・設計
 ・実現したいアイデアを練る
 ・どのようなプロダクトやサービスを
  作るのか考える
 ・そのアイデアをどのようにして
  実現するのかを考える
 ・実現するための構成や構造などを
  考える
 ・実際に作るための設計図・設計書を
  書き起こす

(2)開発
 ・設計図や設計書を見ながら、
  プログラミング言語の文法にしたがって
  プログラム(コード)を書く
 ・書いたプログラムがきちんと意図通りに
  動くかテストする。

上記の関係は、建築士と工務店の関係に
似ているかもしれません。

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5.アイデアを実際の形にできる

日本を代表するソフトウェア技術者の一人で
あり、プログラミング言語「Ruby(ルビー)」の
設計者でもある、まつもとゆきひろ氏は
「プログラミングはコンピュータへの翻訳
作業ではなく、自身のアイデアを表現する
もの」といっています。

アイデアをプログラムへ落とし込むことで、
思考が整理され、さらにルールさえ作って
しまえば、コンピュータが自分の代わりに
作業してくれるなど、自身の力を何倍に
拡張できるのが、プログラミングを学ぶ
ことの最大のメリットの1つです。

プログラミングを学ぶということは、
100年前にはあり得なかった次の3番目の
方法を使える時代になったということです。

1.自分でやる
2.人にやってもらう
3.コンピュータにやらせる

自分でプログラミングをしない人(他人の
作ったソフトウェアを使うだけの人)は、
誰かが決めたルールや、誰かが決めた
仕組みの中でしか作業したり、遊んだりする
ことしかできません。

一方、プログラミングを学べば、その世界
(ソフトウェア)のルールや仕組みを自分で
決められます。

大切なことは、アイデアをプログラムへ
落とし込む際の肝となる「考え方」や
「実現方法」を、みなさん自身が
”イメージできる状態”になることです。

プログラミングを学習することで、表現力や
コミュニケーション能力、検索力(必要な
情報をインターネットから探し出すスキル)
など、今後を生きていくために必須となる
さまざまなスキルを得ることが可能です。