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先日は、「切符はいつから買える?」の普通乗車券についてご説明しました。これから「切符はいつから買える?」の指定券についてご説明します。

指定券は、乗車日の1ヵ月前の10時から発売が開始されます。この場合の「1ヵ月前」とは、前の月の同じ日という意味です。例えば、3月1日乗車分の特急券を1ヵ月前に買いたい場合は、2月1日の10時に「みどりの窓口」へ行けばよいのです。ただし、JR東日本の指定席券売機では1ヵ月前の発売開始が10時20分からであるなど、自動券売機による指定券発売開始の時刻が「みどりの窓口」より遅いケースがあります。

途中から列車に乗車ケースでは、列車に乗車する駅を発車する日ではなく、あくまで列車が始発駅を発車する日の1ヵ月前が発売日です。例えば、7月10日22時ちょうどに東京駅を発車する寝台特急「サンライズ出雲・サンライズ瀬戸」号に日付が変わった7月11日、0時20分に静岡駅から乗車する場合の指定券の発売日は、6月11日ではなく、6月10日です。1ヵ月前に対応する日がない場合は、次のようになります。
3月29日~31日(うるう年は3月30・31日)は3月1日。5月31日は5月1日。7月31日は7月1日。10月31日は10月1日。12月31日は12月1日。すなわち、同じ月の1日(ついたち)になります。

一部の駅では、年末年始や旧盆などの混雑期には、1ヵ月前の10時より前に受け付けてくれるところがありますが、これは「申し込み用紙を出せる」というだけのことで、係員がコンピューター端末を操作して発券するのは10時からです。受付順に対応するので、入力されるタイミングは順番によっては10時を大きく過ぎることがあるので、ご注意ください。

次回は、「何歳からおとな?」について説明しますね。