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ターボ機能

CPUが高負荷になったときに、自動的に
動作周波数を安全な範囲内で上昇させる
機能です。

Intelでは「Turbo Boost」、AMDでは
「Turbo CORE」と呼んでいます。

CPUごとに上限の周波数、電力、温度が
決められており、その範囲内に納まる
よう、自動的に動作周波数が
調整されます。

これらのターボ機能を備えたCPUは、
定格の動作周波数とともに最大動作
周波数が併記されています。

細かい挙動はIntelとAMD、
それぞれの世代によって異なります。

基本的には1~2コアのみアクティブな
場合の上限は高く、3~4コア(以上)が
アクティブな場合は上限が低く設定
されています。

複数コアを使わないアプリケーションで
応答速度が高まるので、効果は
それなりにあります。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
動作周波数について、書きますね。

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HyperTransport

AMDが主導して策定したチップ間
インターフェースです。

AMD製CPUがチップセットとの
接続に使っていました。

ユーザーの視点からはQPIと
同じ存在です。

一般消費者の使い方では、
この速度が違っていても
影響はほとんどないので
気にしなくても良い。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
NGPTIMについて、書きますね。

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cTDP

Configurable TDPです。

CPUのTDP枠を変化させる機能です。

設定したTDPに応じてターボ機能の
持続時間などが自動的に調整されます。

低いTDPを設定すると消費電力や発熱が
抑えられるが性能も相当に低くなります。

AMDでは、Kaveri世代以降のAPUで
導入されています。

Intel CPUでは、OEM向けに
Ivy Bridgeから、Broadwell以降は
自作PCでも利用できるようになりました。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
FMAについて、書きますね。

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APU

Accelerated Proccessing Unitの略です。

CPUコアとGPUコアを統合した
プロセッサに対するAMDの呼称です。

最近はIntelもCPUにGPUをコアを
統合している場合が多いですが、
AMDは単に物理的に統合するだけなく、
仮想メモリ空間、命令セットレベルの
統合をも進めていることから
あえて通常のCPUと区別してこの呼名を
使っています。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
cTDPについて、書きますね。