パソコン,ブログ

マザーボードは非常に種類が多く、適切な1枚を選び出すのが
なかなか大変です。チェックすべきポイントとその意味を
理解して、一つ一つ確認しながら購入候補の製品を
絞り込んでいきましょう。

マザーボードの鉄則
・使いたいCPUとフォームファクターをまず選ぶ

・拡張スロットや端子の種類と数が製品により
 異なります。何が必要か確認する。

・高価な製品は、オーバークロックを調整しやすくし、
 上限を高めている

ソケットはCPUとセットで選ぶ
上位モデルは付属品や付加機能が充実

(1)規格で変わるマザーボードの大きさ
   3種類の規格があります。
   ATX,microATX,Mini-ITX
   この順でマザーボードの大きさが小さくなります。
   一番大きいのはATX、一番小さいのはMini-ITXです。

(2)主なCPUソケットの種類
   IntelはLGA-2011-v3,LGA1150,LGA1151の3種類で、
   LGA1151です。
   AMDはSocket AM3+,Socket FM2,Soket FS1bの3種類です。

(3)Z170マザーはI/Oフレキシビリティーに注意が必要

(4)PCI Expressスロットは形状や本数、動作モードに注意

(5)高級なマザーボードと普及版マザーボードの付属品の量が違う

(6)マザーボードの設定をつかさどる「UEFI」
   UEFIの役割はOSとハードウェアの橋渡し

メーカー独自の機能や上位製品との違いを比較する必要がある
   

次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則(メモリ編)について、書きますね。

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CPUはパソコン全体の処理性能に大きく影響する、極めて重要なパーツです。
チップセットはCPUと対になるパーツで、各種のインターフェースを制御します。
自分にあった製品を選ぶには、CPUやチップセットにおいて性能や機能を決める
要素は何かを把握しておく必要があります。

CPU&チップセットの鉄則
・CPUの違いにより「できないこと」はない。
 予算に応じて好きなモデルを選べばよい。

・小型のパソコンを作るのなら、低消費電力版を検討する。
 ただし、同じ価格の通常電力版より性能は低い

・AMD製のCPUは性能の高さも消費電力の低さも
 同じクラスのIntel製CPUにおよばない傾向があり、
 好きな人が買います

IntelのCore i7/i5が売れ筋でAMDは内蔵グラフィックとの統合を進める

CPUアーキテクチャーはそのCPUの基本性能を決める。
店頭で購入得きるモデルは下記の要素を変えて作られたバリエーションです。

(1)動作周波数
   動作周波数が高いほど時間あたりの処理回数が増えるため、
   性能に直結する。ただし、マイクロアーキテクチャーが
   異なると1Hzあたりの処理性能も変わるので、単純に
   比較できない。
(2)コアの数
   1個のCPUに複数のCPUが入っていると考えてください。
   処理を並列に進められるようになり、対応したプログラムで
   高速化できる。ただし、並列処理できないプログラムを
   実行する場合は高速化できない。
(3)Hyper-Threading(マルチスレッド技術)の有無
   この技術はIntel製CPUだけが実装している。
   1つの物理的なコアを仮想的に2つに見せ、2コアと
   似た動作をさせられる。
(4)キャッシュ容量
   CPUの演算器の速度と、それより遅いメインメモリーの
   アクセス速度を差を埋めるための高速なメモリです。
   キャッシュは、1次(Lebel1:L1)から
   3次(Lebel3:L3)といった階層構造になっている。

IntelとAMDが2大メーカー、売れ筋は1.5万~3万円の製品

3種類のソケットで製品展開、低消費電力版もあるIntel

AMD製のCPUは新製品に乏しい

Intelの売れ筋CPUが無難、個性のあるPCには低消費電力版を

次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則(マザーボード編)について、書きますね。

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パーツ選びの第一歩は、「CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)」です。
CPUで得られる処理性能が決まり、CPUに合う「マザーボード」や
「メモリ」が決まる。OS(Operating System)のインストールには
「光学式ドライブ」やUSBメモリを使います。
インストールは従来「HDD(Hard Disk Drive)」が定番でしたが、
最近は圧倒的に早い「SSD(Solid State Drive)」にOSを入れて、
HDDはデータ用にしている人が多いです。昨今のCPUはグラフィックス機能を
内蔵しているが、ゲームを存分に楽しむのであれば、「グラフィックスボード」が
欲しくなるでしょう。
電源を供給する「電源ユニット」と合わせて、各種パーツは
「PCケース」に収納します。
また、液晶ディスプレイ(表示装置)やキーボード・マウスなども必要です。

このように自作パソコンは、アイデア次第でどんな形にでもできます。
作り方のコツさえつかめれば、用途に合わせて自在にパーツを選び、
自分の目的にピッタリの1台が手に入ることでしょう。

次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則について、書きますね。