ブログ,プログラミング

5.アイデアを実際の形にできる

日本を代表するソフトウェア技術者の一人で
あり、プログラミング言語「Ruby(ルビー)」の
設計者でもある、まつもとゆきひろ氏は
「プログラミングはコンピュータへの翻訳
作業ではなく、自身のアイデアを表現する
もの」といっています。

アイデアをプログラムへ落とし込むことで、
思考が整理され、さらにルールさえ作って
しまえば、コンピュータが自分の代わりに
作業してくれるなど、自身の力を何倍に
拡張できるのが、プログラミングを学ぶ
ことの最大のメリットの1つです。

プログラミングを学ぶということは、
100年前にはあり得なかった次の3番目の
方法を使える時代になったということです。

1.自分でやる
2.人にやってもらう
3.コンピュータにやらせる

自分でプログラミングをしない人(他人の
作ったソフトウェアを使うだけの人)は、
誰かが決めたルールや、誰かが決めた
仕組みの中でしか作業したり、遊んだりする
ことしかできません。

一方、プログラミングを学べば、その世界
(ソフトウェア)のルールや仕組みを自分で
決められます。

大切なことは、アイデアをプログラムへ
落とし込む際の肝となる「考え方」や
「実現方法」を、みなさん自身が
”イメージできる状態”になることです。

プログラミングを学習することで、表現力や
コミュニケーション能力、検索力(必要な
情報をインターネットから探し出すスキル)
など、今後を生きていくために必須となる
さまざまなスキルを得ることが可能です。

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プログラミング言語がたくさんあるという
のは、これからプログラミングを始めよう
とする人にとってはやっかいな問題です。

「どの言語から学べばいいの?」
「ひとつだけじゃダメなの?」
「いったん覚えた言語でも時間が経つと
使えなくなるの?」

そもそも、なぜこんなに数多くの
プログラミング言語があるのでしょうか?

実はプログラミング言語は個人のレベルで
作ることができるのです。現に今使われて
いる多くの言語は一人のプログラマーが
中心になって作られました。

必ずしも大企業がたくさんのプログラマー、
予算、時間をつぎこんで生み出した
ものではないのです。

プログラマーがその仕事を突き詰めていくと、
最終的に環境までも自分で作りたくなる、
ということがあります。

その究極の姿がプログラミング言語の作成です。

現在、プログラミング言語の数は、8,000くらい
あるといわれています。

でも、その中のごくわずかな言語、ほんの
数十種類の言語だけが多くの人に使われる
ようになり、生き残っています。

生き残りのためには、作者個人の継続的な
努力もさることながら、ときには普及の
きっかけになる偶然性も必要です。

まずは下記に示す主要な13言語から
一つの言語を身につけてください。

・C言語  ・C++  ・C#  ・Java
・Perl  ・Ruby ・PHP ・Python
・JavaScript ・Visual Basic
・Objective-C    ・Swift・HTML