自作パソコンのパーツ選びの鉄則(HDD編)
HDD(Hard Disk Drive)は最大16TBです、価格と容量のバランスが良いのが
2TBや3TBです。モデルによって順次読み書き性能は150MB/秒から
200MB/秒弱と幅があります。NAS(Network Attached Storage)向けに
信頼性の高さをうたうモデルもあり、通常モデルより若干高価です。
HDD選びの鉄則
・速度に直結するディスクの記録密度はほぼ横並びです。
速度を求めるのであれば、7,200回転/分(rpm)モデルを
選びましょう。
・フラッシュメモリを搭載したHDDは読み書きが高速化されます。
・2.5TB以上のHDDを起動ドライブにするときは、
条件を満たしているか確認する必要があります。
マザーボードやOSが古いと対応できません。
8TBと大容量のモデルが登場
容量あたりの価格が安いのは2T~3TB
回転数が高いほうが読み書きが速い
同じ記録密度のディスクなら、回転が速い方が読み書きが速い。
記録密度が高いほうが読み書きが早い
記録密度が高いディスクを使った方が1回転する間に
たくさんのデータを読み出せる(書き出せる)
同じ回転数のHDDなら高密度な記録ディスクの方が
速くなる
2,5TB以上のモデルは要注意
古い環境では使えない場合もある
2.5TB以上のドライブを使う場合、OSやBIOSの制限により、
全体を1つのパーティションで使えなかったり、起動ドライブに
できなかったりする。
起動ドライブとして、2.5TB以上のドライブを使うには、
64ビット版のWindows Vista以降が必要で、BIOSがUEFIに
対応していなければなりません。
市販でも8TBモデルの普及が始まった
フラッシュメモリを搭載したHDDはもある
Seagate Technorogyの{Desktop SSHD」
読み書きの速度は、150M~200MB/秒程度
3TBのHDDを単一パーティションで使う条件
下記条件をすべて満たすことです。
・64ビット版のWindows Vista以降のOSを使う
・UEFIに対応したマザーボードを使う
・BIOS設定画面にある起動ドライブの優先順位の設定で、
UEFI表記のある光学式ドライブを最優先にする
NAS向けや企業向けHDDもある
次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則(グラフィックスボード編)について、書きますね。