先日は、「切符の買い方・買える場所」についてご説明しました。これから「切符はいつから買える?」についてご説明します。
普通乗車券は、発売当日から有効開始となるものを発売することが基本です。ただし、指定券と同時に発売した普通乗車券は、券面に○月○日から有効と表示され、指定券と同じ日に使えるようにしてくれます。この場合は、指定券と同じく1ヵ月前から購入できます。
ただし、現在では乗車券だけを購入する場合でも、インターネット予約や自動券売機の普及もあって、あまり問題なく使用開始日の1ヵ月前から買えるようになっています。これは規則上、年末・年始などの混雑時には、駅長の裁量の範囲内として乗車券の前売りが特例で可能となっていたものが、鉄道側、利用者側にメリットがあるため、そのまま定着したものです。
席の指定を伴わない自由席特急券、特定特急券、急行券、自由席グリーン券も普通乗車券と同じ扱いで、規則上は、発売当日から有効開始となるものを発売することが基本となっていました。しかし、今では「えきねっと」などを使って、1ヵ月前から購入できます。
今回は、普通乗車券について記述しましたが、次回は、「切符はいつから買える?」の指定席について説明しますね。