パソコン,ブログ

TDP

CPUの仕様の一つで、冷却機構を設計する
際の指標となる値です。

単位はW(ワット)です。

TDPは「最大でこの熱量の物体がある
ものとして設計する」ための値であり、
消費電力ではありません。

CPUメーカーによれば、実使用上の
最大消費電力と考えて構わないと
いっています。

TDPが低いと負荷時の消費電力が
低い傾向にあります。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
TIMについて、書きますね。

ブログ,プログラミング

プログラミングの全体的な意味は読んで
字のごとく「プログラムを作ること」です。

もう少し細分化すると大きく、
「アイデア発案・設計」と「開発」の
2つの作業工程に分類できます。

(1)アイデア発案・設計
 ・実現したいアイデアを練る
 ・どのようなプロダクトやサービスを
  作るのか考える
 ・そのアイデアをどのようにして
  実現するのかを考える
 ・実現するための構成や構造などを
  考える
 ・実際に作るための設計図・設計書を
  書き起こす

(2)開発
 ・設計図や設計書を見ながら、
  プログラミング言語の文法にしたがって
  プログラム(コード)を書く
 ・書いたプログラムがきちんと意図通りに
  動くかテストする。

上記の関係は、建築士と工務店の関係に
似ているかもしれません。

ブログ,プログラミング

「アイデア発案・設計」と「開発」の2つの
作業工程は当然、車の両輪のように、両方とも
とても大切です。

そのため、個人でプログラミング学習を
進めていく場合は、アイデアを考え、必要な
機能を整理し、それをコードに変換していく
一連の流れを経験することが必要となります。

旧来のプログラミング教育の最大の難点は、
アイデアを考えたり、それを実現するための
仕組み検討することよりも先に、開発時に
必要な「特定のプログラミング言語の文法」を
学習させることにありました。

つまり、「先に理論・文法を学び、後で実践を
行う学習方法」です。これがあまり良く
ありませんでした。

一方、現在のプログラミング教育では、実際に
何かを作る過程を経験しながら(もしくは経験
した後で)、プログラミング言語の文法を
学んでいくという流れが主流となっています。

こうすることで、学習者はより具体的に
「今、学んでいることを習得することによって
何が実現できるようになるのか」を
イメージできるようになります。

このため、以前よりも圧倒的に挫折する人が
減り、また効率的に学習を進められるように
なっています。