文法を学ぶのは後からで良い
「アイデア発案・設計」と「開発」の2つの
作業工程は当然、車の両輪のように、両方とも
とても大切です。
そのため、個人でプログラミング学習を
進めていく場合は、アイデアを考え、必要な
機能を整理し、それをコードに変換していく
一連の流れを経験することが必要となります。
旧来のプログラミング教育の最大の難点は、
アイデアを考えたり、それを実現するための
仕組み検討することよりも先に、開発時に
必要な「特定のプログラミング言語の文法」を
学習させることにありました。
つまり、「先に理論・文法を学び、後で実践を
行う学習方法」です。これがあまり良く
ありませんでした。
一方、現在のプログラミング教育では、実際に
何かを作る過程を経験しながら(もしくは経験
した後で)、プログラミング言語の文法を
学んでいくという流れが主流となっています。
こうすることで、学習者はより具体的に
「今、学んでいることを習得することによって
何が実現できるようになるのか」を
イメージできるようになります。
このため、以前よりも圧倒的に挫折する人が
減り、また効率的に学習を進められるように
なっています。