自作パソコンのパーツ選びの鉄則(グラフィックスボード編)

3,000円前後の低価格製品から10万円を超える高性能製品まで、
グラフィックスボードは非常に多くのの種類があります。
各社は動作周波数やクーラーの性能で違いを打ち出しています。

グラフィックスボード選びの鉄則

・ゲームをするなら1万円以上のミドルクラスを選びましょう。

・静かで冷える製品が欲しいのなら、ボードメーカー
 独自設計のクーラーを搭載した製品に注目しましょう。

・ボードの長さや補助電源の向きに注意しましょう。
 PCケースやドライブと干渉することがあります。

3Dゲームが目的なら2万円台の製品がお勧め
ゲームをしないなら内蔵グラフィックスで十分

性能を決める要素をチェック
画像出力端子も確認する
グラフィックスボードの性能は主に搭載するグラフィックチップで決まる。
性能を決める要素は、アーキテクチャー(基本設計)、
汎用シェーダーユニットの数、コアの動作周波数、
グラフィックスメモリの種類や容量、メモリのバス幅や
転送速度があります。

AMDとNVIDIAが2大メーカー

NVIDIAの「ブースト時」は上限ではない

Windows10とDirectX 12が登場
ただしゲーム対応はこれから

ゲーム目的なら1万円以上が目安
快適に選ぶなら2万円半ばがお勧め

基板サイズは製品によってまちまち

拡張スロットが2スロット分以上必要な場合もある

補助電源端子は数とピン数をチェックする

占有スロットやボードの干渉など3D性能以外で気をつけたいところもある

設定次第で低性能でもゲームは動く
高性能だと高精細でも滑らかにできる

使用するスロットには注意
PCI Express 3.0×16,PCI Express 3.0×8,PCI Express 2.0など

高価なモデルはどう違う?
フレームレートが上がる
高精細にできる

グラフィックスボードの描画と同期する液晶ディスプレイがある

fpsが高いと「テアリング」が起こる
テアリングとは、液晶ディスプレイ画像を切り替えている最中に
次の画像が送られ、混ざってしまう現象。

描画が遅れると「スタッタリング」が起こる
テアリングとは反対に描画が遅れた時に発生する「スタッタリング(カクツキ)」です。
画面を切り替えるタイミングにデータが間に合わなかったために、
液晶ディスプレイが前の画面を保持してしまう。

「G-SYNC」と「FreeSync」で滑らかな描画を実現

次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則(PCケース編)について、書きますね。