
「雨水(うすい)」は、「二十四節気」の一つで第2番目にあたる。
雪や氷が解けて水となり、雪に代わって雨が降り始める頃という意味で「雨水」とされる。
実際は積雪のピークであるが、この時節から寒さが峠を越え、
暖かくなり始めると見ることもできる。
植物の草や木も芽を出し始め、日ごとに春を感じさせる。
また、春一番が吹き、鶯(ウグイス)の鳴き声が聞こえ始める地域もある。
「雨水(うすい)」は、「二十四節気」の一つで第2番目にあたる。
雪や氷が解けて水となり、雪に代わって雨が降り始める頃という意味で「雨水」とされる。
実際は積雪のピークであるが、この時節から寒さが峠を越え、
暖かくなり始めると見ることもできる。
植物の草や木も芽を出し始め、日ごとに春を感じさせる。
また、春一番が吹き、鶯(ウグイス)の鳴き声が聞こえ始める地域もある。
立春とは、二十四節気(にじゅうしせっき)において、
春の始まりであり、1年の始まりとされる日です。
二十四節気は紀元前の中国で生まれた、
太陽の動きに基づいたこよみです。
1年を4つの季節に分け、
さらにそれぞれの季節を6つに分割しています。
豆腐は昔から邪気を追い払う縁起の良い食べ物として
扱われてきました。
節分や立春に食べる豆腐のことを「立春大吉豆腐」といい、
豆腐を食べることで身を清め、
福を呼び込むことができるといわれています。
立春大吉豆腐を食べる際は、
豆腐を白いまま食べることがポイントで、
醤油ではなく藻塩をかけていただきます。
禅宗の寺院では、古くから立春の早朝に「立春大吉」と
書いたお札を貼る風習がありました。
現在では禅寺以外の家庭や寺院でも「立春大吉」と
書かれたお札を貼り、無病息災を願う風習がおこなわれています。
「立春大吉」の文字は縦に書くと左右対称のため、
からみても同じ「立春大吉」に見えますよね。
一度家に入ってきた鬼が振り向いた際に再びお札を見て、
「まだこの家には入っていない」と勘違いし、
また家の中に入るつもりで門から出ていくことを期待しています。
このことから、
左右対称の文字は鬼を追い払うことができるという意味で、
厄除けになると考えられているのです。
大寒は、寒中見舞いでおなじみの「寒中」にあたります。
二十四節気の小寒と大寒の期間(1月6日頃から2月3日頃までのおよそ30日間)を
「寒」「寒中」「寒の内」と呼び、小寒に入る日を「寒の入り」といいます。
寒中に出すのが「寒中見舞い」で、立春を過ぎると「余寒見舞い」となり、
大寒は、1年のうちで最も冷え込みや寒さが厳しいとされ、
寒天・味噌・酒などの仕込みが最盛期を迎えます。
大寒を超えると、寒さがゆるまって春の近付きを感じられます。
本日(1月6日)は、24節季の小寒ですね。
「寒の入り」といい、寒さが厳しくなる頃です。
小寒~大寒を「寒中」や「寒の内」と言います。
雉が鳴き、芹が生えはじめ、春に向けて生き物たちも少しずつ動き出します。
「寒中見舞い」を出しはじめるのもこの時期です。
冷たい北風が木々の葉を落とし、橘の実などの柑橘類は黄色く色づき、
山には初雪が舞い始める頃です。
「小雪」とは、冬とは言えまだ雪はさほど多くないという意味で、冬の入口にあたります。
お世話になった方に、感謝の気持ちを贈る「お歳暮」の準備をする期間でもあります。
立冬を迎えると、暦の上では冬が始まります。
日は短くなって木枯らしが吹き、
北国や山間部から初雪の便りも届く季節です。
冬枯れの景色の中で山茶花(つばき)や水仙の花が咲きはじめます。
初雪の便りが届き、こたつ開きが行われ、冬の佇まいへと変わっていきます。
草木に冷たい露が降りる頃という意味です。
秋の長雨が終わり、ぐっと秋が深まります。
大気が安定して秋晴れの日が多くなります。
稲刈りが終わるころで、その他の農作物の収穫もたけなわとなります。
また、北の方から紅葉の便りが届きはじめます。
菊の花が満開になり、ガンなどの冬鳥の渡りが盛んになります。
昨日は秋分(しゅうぶん)でした。
春分と同じように、昼と夜の長さが同じになる頃。
この日を境にだんだんと夜が長くなっていきます。
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおり、お彼岸が終わると秋の気候へと変化していきます。
秋分の日を中心とした一週間が秋のお彼岸です。これからしだいに秋が深まっていきます。
夏の間に鳴り響いた雷が収まる頃で、空にはもこもことした鱗雲があらわれます。
明日、9月8日は白露(はくろ)です。
草木においた露が白く見えるという意味。この時期になると、だんだん秋の気配が深まっていく。
日中はまだ残暑が続きますが朝晩は冷えるようになり、夜中に冷えた大気が朝露になって草花や木におりるようになります。
露の美しさは花や宝石の例えになることも。朝日にあたってきらきら輝く露を探しに、早朝の散歩をしてみましょう。
この時期には、サンマやブドウなどの秋の味覚が旬を迎えます。
サンマは消化器官が短いため餌を食べてから排出するまでの時間が短く、お腹に消化物をほとんど貯めません。
そのため塩焼きにしたときに、はらわたもおいしく食べられるのが特徴です。旬の新鮮なサンマを丸ごと味わってみるのもおすすめです。
一昨日(8/7)は、24節季の立秋(りっしゅう)でしたね!
暦の上で秋が始まる日です。
少しずつ涼しくなって秋の気配が漂いだします。
とはいえ、まだかなり暑い日が続くため、立秋以降の暑さを「残暑」といいます。
ちょっとした挨拶も「暑さが厳しいですね」ではなく「残暑が厳しいですね」にすると
季節感が出ます。「暑中見舞い」は、立秋以降「残暑見舞い」にかわるのでご注意ください。
この時期に旬を迎える食材といえば枝豆です。枝豆は未成熟な大豆を収穫したもので、
豆と野菜両方の栄養的特徴を持つ、とても栄養価の高い野菜。
タンパク質、ビタミンB1、カリウム、食物繊維、鉄分などを豊富に含んでいます。
なかでも枝豆のタンパク質に含まれるアミノ酸の一種「メチオニン」は、
ビタミンB1、Cとともにアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けてくれる効果が。
「ビールに枝豆」は栄養的にもよい組み合わせなのです。
皆様、体調管理をしっかりやりましょうね!