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APU

Accelerated Proccessing Unitの略です。

CPUコアとGPUコアを統合した
プロセッサに対するAMDの呼称です。

最近はIntelもCPUにGPUをコアを
統合している場合が多いですが、
AMDは単に物理的に統合するだけなく、
仮想メモリ空間、命令セットレベルの
統合をも進めていることから
あえて通常のCPUと区別してこの呼名を
使っています。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
cTDPについて、書きますね。

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AES-NI

暗号化処理を高速化するために導入された
拡張命令です。

SSEやAVXなどのマルチメディア拡張命令を
実行するためのレジスタ(XMM、YMM)を
使って実行されます。

NIは「New Instruction」の意味も
ありましたが、その意味が薄れて
便宜上そのまま使われています。

「AES命令」「暗号化命令」などと呼ばれる
こともあります。

ソフトウェアの対応が必要でありますが、
多くの暗号化API、暗号化アプリケーションに
サポートされており、効果は大きいです。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
APUについて、
書きますね。

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3Dトランジスタ

3次元構造を持つトランジスタです。

Intelが22nm世代のプロセスで初めて
導入しました。

Intelは「Trigate(トライゲート)」と
読んでいます。

トランジスタはゲートに電圧をかけ、
シリコン内部の電子をチャネル
(電流の通り道)に引き寄せることで
電気を通す仕組みになっています。

立体構造によりゲート/チャネルが
1面から3面になることで大幅に
電気が流れやすくなり、低電圧かつ
高速に電流の制御が可能になりました。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
AES-NIについて、
書きますね。

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3次キャッシュ

2次キャッシュよりもさらに大容量のキャッシュを
3次キャッシュといいます。

2次キャッシュに比べると速度は遅いです。

IntelのCore iシリーズでは、LLC(Last Level
Cache)と呼ぶ場合があります。

2次キャッシュと同様に、共通のマイクロ
アーキテクチャを採用した共通のシリーズで
あれば、3次キャッシュの容量が大きい方が
性能面で有利といえます。

影響の度合いは処理によって異なりますが、
影響する場合もさほど大きくはありません。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
3Dトランジスタについて、
書きますね。

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2次キャッシュ

1次キャッシュより遅いが容量が大きなキャシュ
です。

マイクロアーキテクチャの違いによって、
コア内部に置かれたり、コアの外に置かれたり、
実装はさまざまです。

マイクロアーキテクチャが共通であれば、
2次キャッシュが多いほうが性能面で有利です。

しかし、特に近年ではマイクロアーキテクチャが
多様化しており、ユーザーが2次キャッシュの
容量を気にする意味は薄いです。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
3次キャッシュについて、
書きますね。

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今回から、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集,CPU編)で、
性能に関係しそうな用語について
解説していきますね。

1次キャッシュ

キャッシュは、データを一時的にためておく
高速メモリー領域のことです。

メインメモリーへのアクセスの遅さと
CPU内部の演算器の速さの違いを埋める
ために設けられています。

1次キャッシュは演算器に最も近くて
速いが容量が小さいです。

1次キャッシュの速度、容量とも
CPU性能への影響は大きいが、
ユーザーが容量を気にすべき
存在ではないです。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
2次キャッシュについて、
書きますね。

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HDMI

大画面テレビやHDDレコーダーなど、
いわゆるデジタル家電の普及に伴い、
使われることが多くなったディスプレイ
出力端子です。

画像だけでなく、音声もまとめて
デジタル伝送できる点が特徴です。

多くのグラフィックスボードや、
グラフィックス機能搭載のマザーボード、
ディスプレイがHDMI端子を直接備える。

薄く小さな形状にした「Mini HDMI」も
あります。

ディスプレイ出力端子を多数備えた
グラフィックスボードなどで、
実装面積を削減するために
使われます。

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光デジタル丸形(写真右側)

音声のデジタル伝送用端子の一つです。

アナログ端子の奥に光デジタルの発光部が
ある兼用端子です。

アナログ音声とデジタル音声は排他利用と
なります。

丸形と角形は単に形状の違いだけなので、
ケーブルで簡単に変換できます。

次回は、HDMIについて、書きますね。

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DisplayPort

ディスプレイ関連企画を策定する業界団体
「VESA(Video Electronics Standards
Association」が定めた出力端子規格です。

デジタル伝送で映像だけでなく、音声も
1本のケーブルで出力できます。

暗号化技術のHDCP(Highbandwidth Degital
Content Protection)に対応します。

流れる信号の種類は同じで、コネクターを
小型にした「Mini DisplayPort」も
使われます。

次回は、光デジタル丸形について、書きますね。

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コンポーネント

輝度信号(Y)と2つの色差信号(Pb/Cb,
Pr/Cr)を個別に伝送するアナログの
ディスプレイ出力です。

高解像度のテレビなどに出力するときに
使われます。

グラフィックスボードで「HDTV対応」
などと書かれている場合、テレビ出力用の
専用端子を付属のケーブルで
コンポーネント端子に変換できることを
指しています。

次回は、DisplayPortについて、書きますね。