マイクロアーキテクチャー
主にCPU内部の命令の流れや処理方法を
指す言葉です。
性能に大きくか関係します。
次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。メモリ編)の
DDR3L/DDR3L-RS/LPDDR3について、
書きますね。
マイクロアーキテクチャー
主にCPU内部の命令の流れや処理方法を
指す言葉です。
性能に大きくか関係します。
次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。メモリ編)の
DDR3L/DDR3L-RS/LPDDR3について、
書きますね。
ターボ機能
CPUが高負荷になったときに、自動的に
動作周波数を安全な範囲内で上昇させる
機能です。
Intelでは「Turbo Boost」、AMDでは
「Turbo CORE」と呼んでいます。
CPUごとに上限の周波数、電力、温度が
決められており、その範囲内に納まる
よう、自動的に動作周波数が
調整されます。
これらのターボ機能を備えたCPUは、
定格の動作周波数とともに最大動作
周波数が併記されています。
細かい挙動はIntelとAMD、
それぞれの世代によって異なります。
基本的には1~2コアのみアクティブな
場合の上限は高く、3~4コア(以上)が
アクティブな場合は上限が低く設定
されています。
複数コアを使わないアプリケーションで
応答速度が高まるので、効果は
それなりにあります。
次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
動作周波数について、書きますね。
製造プロセス
CPUを構成する回路の製造技術の世代です。
2022年時点ではIntelの7nmが
最新です。
~nmで示される値が小さいほど新しく、
同じ設計なら半導体本体(ダイ)が
小さくなるため、より多くの機能が
盛り込めます。
かつては同じ設計でプロセスが進む
(縮小する)と消費電力の低下が
期待できましたが、昨今は必ずしも
そうとはいえなくなってきています。
ユーザーによる製品選びという観点
からは、製品の新旧を判断する
要素にはなる程度です。
次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
ターボ機能について、書きますね。
QPI
CPUとチップセットや、CPU同士を
接続するIntel独自インターフェースです。
一般的な使い方では、QPIの速度の違いが
アプりケーションレベルの性能には
ほとんど影響しません。
次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
SoCについて、書きますね。
APU
Accelerated Proccessing Unitの略です。
CPUコアとGPUコアを統合した
プロセッサに対するAMDの呼称です。
最近はIntelもCPUにGPUをコアを
統合している場合が多いですが、
AMDは単に物理的に統合するだけなく、
仮想メモリ空間、命令セットレベルの
統合をも進めていることから
あえて通常のCPUと区別してこの呼名を
使っています。
次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
cTDPについて、書きますね。
今回から、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集,CPU編)で、
性能に関係しそうな用語について
解説していきますね。
1次キャッシュ
キャッシュは、データを一時的にためておく
高速メモリー領域のことです。
メインメモリーへのアクセスの遅さと
CPU内部の演算器の速さの違いを埋める
ために設けられています。
1次キャッシュは演算器に最も近くて
速いが容量が小さいです。
1次キャッシュの速度、容量とも
CPU性能への影響は大きいが、
ユーザーが容量を気にすべき
存在ではないです。
次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
2次キャッシュについて、
書きますね。
CPU用8ピン(プロセッサパワーコネクター)
もともとはサーバ向けのマザーボードで使われていた
コネクター。
IntelのかつてのハイエンドCPU
「Pentium Extreme Edition」ではこの8ピンが必須と
されていましたが、現在のCPUでは特に必要がありません。
8ピンを実装したマザーボードはあっても、
8ピンの片側に+12V電源用4ピンを挿すだけで
問題ないマザーボードがほとんどです。
次回は、Serial ATA用について、書きますね。
自作パソコンを構成するパーツの中で、CPUクーラーの交換は
比較的手間がかかります。製品によって固定方法が異なる上、
細かな部品が多いことがあるので、作業の前には製品の
取り付けマニュアルにしっかり目を通しておきましょう。
CPUクーラーの交換の鉄則
・大型クーラーは干渉しやすい。事前に外形寸法を
調べておき、自分のパソコンに入るか検討する
・複数ソケットに対応するため、多数の部品が付属する。
部品を無くさないように注意する。
・PCケースに交換用の穴があっても、マザーボードを
外して交換するのが確実
CPUクーラーの交換
(1)CPUクーラーの選び方のコツ
CPUクーラーは大きく分類して3種類ある
・水冷型
・サイドフロー型
・トップフロー型
大型CPUクーラーの冷却性能は段違い
CPU付属のクーラーは必要最低限
(2)プッシュピン型を取り付ける
プッシュピン型は4個のピンを差し込むだけで
固定できる手軽さがあります。
取り付けの際には、ピンの向きに注意が必要です。
ピンには矢印が書いてありますが、これは外す際の
目印です。
矢印の方向に回すと緩んでしまいます。
ピンがきちんと固定できていないと冷却性能は
著しく落ちます。きちんと固定できてなくても
見た目にはわかりにくいので、必ず一度ひっくり返して
ピンが正しく通っていることを確認しましょう。
取り付けミスには注意
(3)リテンション組み立て型を取り付ける
リテンションとはCPUクーラーを固定するための
土台のことです。そこにヒートシンクを固定する。
しっかりと固定できるので、大型のCPUクーラーで
採用される。
マニュアルにそって作業すれば難しくありません。
(4)バックプレートネジ留め型を取り付ける
バックプレートを使う方式は多い。
リテンション組み立て型ほどパーツ点数は多くない分、
手順が少ない。
一体型水冷クーラーは多くがこの方式を採用している。
(5)背面ネジ留め型を取り付ける
他のタイプと異なり、マザーボードの背面から固定します。
ヒートシンクがCPUソケット周辺を覆う、またはヒートシンクと
マザーボード間が狭く他の方式が使えない場合に採用される。
小型のCPUクーラーが採用する例が多い。
背面から固定するため、CPUクーラー側のネジ穴が見えなくなり、
取り付けの難易度は高めです。
次回は、自作パソコンのアップグレード鉄則(ケースファンの増設編)について、書きますね。
パーツを組み立てただけでは、自作パソコンは完成しません。
その後、基本的なBIOS設定、OSをのインストール、ドライバーの組み込みと
いった設定をして、初めて完成します。
セットアップ手順の鉄則
・OSをのインストール前にBIOS設定画面で
基本の設定を確認しておくこと
・BIOSを変更する前に最新BIOSに
更新しておくこと
・OSインストール後はドライバーと
ユーティリティを組み込む
BIOS設定からOSやドライバーのインストールの流れを以下に示します。
(1)BIOS確認
・ストレージの確認
・CPUやメモリ容量の確認
(2)BIOS更新
・他のPCでBIOSをダウンロード
・BIOSメニューでBIOSを更新
(3)BIOS設定
・時刻を正しく設定
・ドライブの動作モードを正しく設定
・CPUを正しく設定
・ファンが動作してるか確認
(4)RAID設定(必要な場合)
・RAID BIOSで設定
(5)OSインストール
・パーティションの設定
・ログイン名の設定
・ネットワークの設定
(6)ドライバーのインストール
・マザーボード付属CDを使うか、ネットから
ダウンロードして組み込む
・デバイスマネージャーで確認
(7)Windows Update
・自動で組み込まれる
(8)ユーティリティーを組み込む
・省電力機能は、ユーティリティーで動作する
・必要に応じてBIOS更新用や
オーバークロック用を組み込む
(9)アプリケーションを組み込む
次回は、自作パソコンのセットアップ鉄則(基本的なセットアップ編)について、書きますね。
一般的なCPUにはクーラーが付属しています。
別売のクーラーは、冷却を強化したい時に
購入する。
冷却能力の引き上げだけでなく、冷却能力を
適度に維持したまま、CPU高負荷時にも
より静かにすることなどができます。
CPUクーラー選びの鉄則
・CPUクーラーを交換すると負荷時のCPUの温度を
下げられます。
・大型のCPUクーラーはファンの選び方や個数に
より冷却能力強化と静かさ維持の両方に使える
・一体型の水冷ユニットは、ラジエーターの
大きさに注意することです。
PCケースによっては固定できません。
大型空冷クーラーは高い冷却性能が魅力
一体型水冷クーラーはラジエーターが大型化
市販のCPUクーラーは付属品より冷却性能が高い
トップフローとサイドフロー、大きく分けて2種類ある
市販のクーラーにはさまざまな形状がある
CPUクーラーの取り付け方法は主に5種類に分けられる
・プッシュピン型
クーラー本体にプッシュピンをネジ留め
マザーボードの穴に合わせてピンを押し込む
・リテンション組み立て型
ベースとなる取付台を組み立て、
裏面にはバックプレートも組み付ける
CPUクーラー本体を押さえ金具で固定する
・バックプレートネジ留め型
・バックプレートナット留め型
・背面ネジ留め型
水冷は手軽な一体型が主流
ラジエーターは大型化の傾向がある
次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則(キーボード&マウス編)について、書きますね。