TDP
CPUの仕様の一つで、冷却機構を設計する
際の指標となる値です。
単位はW(ワット)です。
TDPは「最大でこの熱量の物体がある
ものとして設計する」ための値であり、
消費電力ではありません。
CPUメーカーによれば、実使用上の
最大消費電力と考えて構わないと
いっています。
TDPが低いと負荷時の消費電力が
低い傾向にあります。
次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
TIMについて、書きますね。
TDP
CPUの仕様の一つで、冷却機構を設計する
際の指標となる値です。
単位はW(ワット)です。
TDPは「最大でこの熱量の物体がある
ものとして設計する」ための値であり、
消費電力ではありません。
CPUメーカーによれば、実使用上の
最大消費電力と考えて構わないと
いっています。
TDPが低いと負荷時の消費電力が
低い傾向にあります。
次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
TIMについて、書きますね。
SoC
System On a chipの略です。
コンピューターシステムに必要な一連の
機能を1つの半導体チップ(ダイ)上に
集積したチップのことです。
PCにおいては、CPUコアとGPUコアのほか、
チップセットの機能まで統合していれば
SoCと呼びます。
タブレットに最適化したSoCとして
Bay Trail-T(開発コード名、製品は
Atom Z3770など)があります。
これは、Silvermontというマイクロ
アーキテクチャーをベースにしたCPUコアと
Intel HD GraphicsベースのGPUコア、
そしてeMMC、USBコントローラー、
カメラインターフェースなど、
タブレットに高度に最適化して
各種I/Oまで統合したチップとなっています。
次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
TDPについて、書きますね。
QPI
CPUとチップセットや、CPU同士を
接続するIntel独自インターフェースです。
一般的な使い方では、QPIの速度の違いが
アプりケーションレベルの性能には
ほとんど影響しません。
次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
SoCについて、書きますね。
NGPTIM
Next-Generation Polymer Thermal
Interface Materialの略です。
「Devil’s Canyon」の別名で知られる
Haswell Refresh世代の倍率ロック
フリーモデル(Core i7-4790K、
Core i5-4690K)に使用されている
TIMです。
他の同世代のCPUに使われている
TIMよりも熱伝導率が高いと
されています。
これにより、ヒートスプレッダーの
殻割りをしない状態でのオーバー
クロックを多少しやすくなりました。
次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
QPIについて、書きますね。
HyperTransport
AMDが主導して策定したチップ間
インターフェースです。
AMD製CPUがチップセットとの
接続に使っていました。
ユーザーの視点からはQPIと
同じ存在です。
一般消費者の使い方では、
この速度が違っていても
影響はほとんどないので
気にしなくても良い。
次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
NGPTIMについて、書きますね。
Hyper-Threading
Intel製CPUの一部に導入されている
同時マルチスレッディング(SMT=
Simultaneous MutiThreading)機能です。
HT対応のCPUは、コア数の2倍の
スレッド数を同時処理できます。
CPU内部には複数の演算器があり、
内部命令を並行して実行できますが、
1スレッドのみでは一度に使われない
部分が多くあるため、その空き部分を
利用して別スレッドの処理を進行する
仕組みです。
次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
HyperTransportについて、書きますね。
hUMA/hQ
HSAの一環として開発された技術です。
hUMA(heterogeneous Uniform Memory
Access)は、CPUコアとGPUコアが
仮想メモリ空間を共有できる技術です。
hQ(heterogeneous Queuing)は、
CPUとGPUが直接相互にタスクを
振り分けるための仕様です。
これらを活用するにはCPUと
ソフトウェア双方の対応が必要に
なります。
CPUはAMDのKaveriに、
ソフトウェア側にはOpenCL2.0に
この技術が導入されています。
次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
Hyper-Threadingについて、書きますね。
HSA
Heterogeneous System Architetureです。
異なる種類のプロセッサによる
マルチコンピューティングのフレームワークです。
具体的には、CPUコアとGPUコアが
シームレスに連携し、双方のパワーを
様々な処理に効率よく活用できる
コンピューティング環境を実現するための
基礎技術です。
AMDがARM,Qualcomm,Samsung Electronics,
Texs Instrumentsなどとともに
「HSA Foundation」という業界団体を
設立して推進しており、開発環境の提供、
オープンソースライブラリの整備を
進めています。
次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
hUMA/hQについて、書きますね。
FMA
Fused Multiply Addです。
融合積和算です。
乗算と加算をまとめて行う演算のことです。
乗算と加算、2つの演算を1回の処理で
行えることに加えて丸め処理(四捨五入の
ような処理)が減るため、高い精度での
浮動小数演算ができます。
Intelの拡張命令「AVX2」から
導入されています。
次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
HSAについて、書きますね。
cTDP
Configurable TDPです。
CPUのTDP枠を変化させる機能です。
設定したTDPに応じてターボ機能の
持続時間などが自動的に調整されます。
低いTDPを設定すると消費電力や発熱が
抑えられるが性能も相当に低くなります。
AMDでは、Kaveri世代以降のAPUで
導入されています。
Intel CPUでは、OEM向けに
Ivy Bridgeから、Broadwell以降は
自作PCでも利用できるようになりました。
次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
FMAについて、書きますね。