パソコン,ブログ

SoC

System On a chipの略です。

コンピューターシステムに必要な一連の
機能を1つの半導体チップ(ダイ)上に
集積したチップのことです。

PCにおいては、CPUコアとGPUコアのほか、
チップセットの機能まで統合していれば
SoCと呼びます。

タブレットに最適化したSoCとして
Bay Trail-T(開発コード名、製品は
Atom Z3770など)があります。

これは、Silvermontというマイクロ
アーキテクチャーをベースにしたCPUコアと
Intel HD GraphicsベースのGPUコア、
そしてeMMC、USBコントローラー、
カメラインターフェースなど、
タブレットに高度に最適化して
各種I/Oまで統合したチップとなっています。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
TDPについて、書きますね。

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QPI

CPUとチップセットや、CPU同士を
接続するIntel独自インターフェースです。

一般的な使い方では、QPIの速度の違いが
アプりケーションレベルの性能には
ほとんど影響しません。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
SoCについて、書きますね。

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NGPTIM

Next-Generation Polymer Thermal
Interface Materialの略です。

「Devil’s Canyon」の別名で知られる
Haswell Refresh世代の倍率ロック
フリーモデル(Core i7-4790K、
Core i5-4690K)に使用されている
TIMです。

他の同世代のCPUに使われている
TIMよりも熱伝導率が高いと
されています。

これにより、ヒートスプレッダーの
殻割りをしない状態でのオーバー
クロックを多少しやすくなりました。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
QPIについて、書きますね。

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HyperTransport

AMDが主導して策定したチップ間
インターフェースです。

AMD製CPUがチップセットとの
接続に使っていました。

ユーザーの視点からはQPIと
同じ存在です。

一般消費者の使い方では、
この速度が違っていても
影響はほとんどないので
気にしなくても良い。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
NGPTIMについて、書きますね。

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HSA

Heterogeneous System Architetureです。

異なる種類のプロセッサによる
マルチコンピューティングのフレームワークです。

具体的には、CPUコアとGPUコアが
シームレスに連携し、双方のパワーを
様々な処理に効率よく活用できる
コンピューティング環境を実現するための
基礎技術です。

AMDがARM,Qualcomm,Samsung Electronics,
Texs Instrumentsなどとともに
「HSA Foundation」という業界団体を
設立して推進しており、開発環境の提供、
オープンソースライブラリの整備を
進めています。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
hUMA/hQについて、書きますね。

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FMA

Fused Multiply Addです。

融合積和算です。

乗算と加算をまとめて行う演算のことです。

乗算と加算、2つの演算を1回の処理で
行えることに加えて丸め処理(四捨五入の
ような処理)が減るため、高い精度での
浮動小数演算ができます。

Intelの拡張命令「AVX2」から
導入されています。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
HSAについて、書きますね。

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cTDP

Configurable TDPです。

CPUのTDP枠を変化させる機能です。

設定したTDPに応じてターボ機能の
持続時間などが自動的に調整されます。

低いTDPを設定すると消費電力や発熱が
抑えられるが性能も相当に低くなります。

AMDでは、Kaveri世代以降のAPUで
導入されています。

Intel CPUでは、OEM向けに
Ivy Bridgeから、Broadwell以降は
自作PCでも利用できるようになりました。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
FMAについて、書きますね。

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APU

Accelerated Proccessing Unitの略です。

CPUコアとGPUコアを統合した
プロセッサに対するAMDの呼称です。

最近はIntelもCPUにGPUをコアを
統合している場合が多いですが、
AMDは単に物理的に統合するだけなく、
仮想メモリ空間、命令セットレベルの
統合をも進めていることから
あえて通常のCPUと区別してこの呼名を
使っています。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
cTDPについて、書きますね。

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AES-NI

暗号化処理を高速化するために導入された
拡張命令です。

SSEやAVXなどのマルチメディア拡張命令を
実行するためのレジスタ(XMM、YMM)を
使って実行されます。

NIは「New Instruction」の意味も
ありましたが、その意味が薄れて
便宜上そのまま使われています。

「AES命令」「暗号化命令」などと呼ばれる
こともあります。

ソフトウェアの対応が必要でありますが、
多くの暗号化API、暗号化アプリケーションに
サポートされており、効果は大きいです。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
APUについて、
書きますね。

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3Dトランジスタ

3次元構造を持つトランジスタです。

Intelが22nm世代のプロセスで初めて
導入しました。

Intelは「Trigate(トライゲート)」と
読んでいます。

トランジスタはゲートに電圧をかけ、
シリコン内部の電子をチャネル
(電流の通り道)に引き寄せることで
電気を通す仕組みになっています。

立体構造によりゲート/チャネルが
1面から3面になることで大幅に
電気が流れやすくなり、低電圧かつ
高速に電流の制御が可能になりました。

次回は、自作パソコンの基礎知識
(お役立ち用語集。CPU編)の
AES-NIについて、
書きますね。