パソコン,ブログ

PCケースは使い勝手、大きさ、デザインで選びましょう。
組み込みたいパーツの大きさや発熱の大きさによって、
求められる要件が変わります。
外見だけでなく、構造や拡張性を十分に確認しましょう。

PCケース選びの鉄則

・外見だけでなく内部も細かくチェックしましょう。
 メインテナンスのしやすさがわかります。

・ファンを何個取り付けられるか見て、
 冷却の自由度の高さを判断しましょう。

・どんなパーツ構成でも対応しやすいのは、
 大きめのケースです。長く使えます。

パソコンの外観を決める重要なパーツ
メインテナンス性や拡張性もチェック

PCケースの主な種類
ミドルタワー
ミニタワー
デスクトップ

余裕を持って組むなら大型ケースを選ぶ

チェックポイントは多数
できれば実物を触って確認を

デザインを工夫したPCケースもある

PCケースを選ぶ時の主な4つのポイント
・USB端子は3.0に対応しているか?配線方法は?
・HDDは何台まで取り付けられるか?固定方法は?
・右側面にケーブルを配線するスペースや配線用に穴があるか?
・2.5インチドライブも固定できるか?

製品ごとに大きく異なるドライブの取り付け方式(3.5インチベイの例)
・クッションを付けて押し込む
・専用のトレーで入れる
・トレイにネジ止めしていれる
・直接押し込む
・レールに挟んで押し込む
・トレーにつけてネジ止めする

時代によって変化するトレンド
2.5インチベイは付け方を確認

2.5インチドライブの取り付け方法はさまざま
・専用スペースへの取り付け
・3.5インチドライブと共用
・5インチドライブと共用
・2.5インチSSD専用のレール

かゆいところに手が届くUSB3.0変換アダプター

次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則(電源ユニット編)について、書きますね。

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3,000円前後の低価格製品から10万円を超える高性能製品まで、
グラフィックスボードは非常に多くのの種類があります。
各社は動作周波数やクーラーの性能で違いを打ち出しています。

グラフィックスボード選びの鉄則

・ゲームをするなら1万円以上のミドルクラスを選びましょう。

・静かで冷える製品が欲しいのなら、ボードメーカー
 独自設計のクーラーを搭載した製品に注目しましょう。

・ボードの長さや補助電源の向きに注意しましょう。
 PCケースやドライブと干渉することがあります。

3Dゲームが目的なら2万円台の製品がお勧め
ゲームをしないなら内蔵グラフィックスで十分

性能を決める要素をチェック
画像出力端子も確認する
グラフィックスボードの性能は主に搭載するグラフィックチップで決まる。
性能を決める要素は、アーキテクチャー(基本設計)、
汎用シェーダーユニットの数、コアの動作周波数、
グラフィックスメモリの種類や容量、メモリのバス幅や
転送速度があります。

AMDとNVIDIAが2大メーカー

NVIDIAの「ブースト時」は上限ではない

Windows10とDirectX 12が登場
ただしゲーム対応はこれから

ゲーム目的なら1万円以上が目安
快適に選ぶなら2万円半ばがお勧め

基板サイズは製品によってまちまち

拡張スロットが2スロット分以上必要な場合もある

補助電源端子は数とピン数をチェックする

占有スロットやボードの干渉など3D性能以外で気をつけたいところもある

設定次第で低性能でもゲームは動く
高性能だと高精細でも滑らかにできる

使用するスロットには注意
PCI Express 3.0×16,PCI Express 3.0×8,PCI Express 2.0など

高価なモデルはどう違う?
フレームレートが上がる
高精細にできる

グラフィックスボードの描画と同期する液晶ディスプレイがある

fpsが高いと「テアリング」が起こる
テアリングとは、液晶ディスプレイ画像を切り替えている最中に
次の画像が送られ、混ざってしまう現象。

描画が遅れると「スタッタリング」が起こる
テアリングとは反対に描画が遅れた時に発生する「スタッタリング(カクツキ)」です。
画面を切り替えるタイミングにデータが間に合わなかったために、
液晶ディスプレイが前の画面を保持してしまう。

「G-SYNC」と「FreeSync」で滑らかな描画を実現

次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則(PCケース編)について、書きますね。

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HDD(Hard Disk Drive)は最大16TBです、価格と容量のバランスが良いのが
2TBや3TBです。モデルによって順次読み書き性能は150MB/秒から
200MB/秒弱と幅があります。NAS(Network Attached Storage)向けに
信頼性の高さをうたうモデルもあり、通常モデルより若干高価です。

HDD選びの鉄則

・速度に直結するディスクの記録密度はほぼ横並びです。
 速度を求めるのであれば、7,200回転/分(rpm)モデルを
 選びましょう。

・フラッシュメモリを搭載したHDDは読み書きが高速化されます。

・2.5TB以上のHDDを起動ドライブにするときは、
 条件を満たしているか確認する必要があります。
 マザーボードやOSが古いと対応できません。

8TBと大容量のモデルが登場
容量あたりの価格が安いのは2T~3TB

回転数が高いほうが読み書きが速い
同じ記録密度のディスクなら、回転が速い方が読み書きが速い。

記録密度が高いほうが読み書きが早い
記録密度が高いディスクを使った方が1回転する間に
たくさんのデータを読み出せる(書き出せる)
同じ回転数のHDDなら高密度な記録ディスクの方が
速くなる

2,5TB以上のモデルは要注意
古い環境では使えない場合もある
2.5TB以上のドライブを使う場合、OSやBIOSの制限により、
全体を1つのパーティションで使えなかったり、起動ドライブに
できなかったりする。
起動ドライブとして、2.5TB以上のドライブを使うには、
64ビット版のWindows Vista以降が必要で、BIOSがUEFIに
対応していなければなりません。

市販でも8TBモデルの普及が始まった

フラッシュメモリを搭載したHDDはもある
Seagate Technorogyの{Desktop SSHD」

読み書きの速度は、150M~200MB/秒程度

3TBのHDDを単一パーティションで使う条件
下記条件をすべて満たすことです。
・64ビット版のWindows Vista以降のOSを使う
・UEFIに対応したマザーボードを使う
・BIOS設定画面にある起動ドライブの優先順位の設定で、
 UEFI表記のある光学式ドライブを最優先にする

NAS向けや企業向けHDDもある

次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則(グラフィックスボード編)について、書きますね。

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HDD(Hard Disk Drive)と比較して、機械的な駆動部分がなく、
半導体メモリなので、その速さから自作パソコンの
起動ドライブとして一般的になったSSD(Solid State Disk)です。
250GBの容量クラスで1万2000円前後、500GBクラスで
2万5000円前後と大容量モデルが買いやすくなりました。
Serial ATA 6Gbpsでは性能が頭打ちのため、より高速な接続方式が
普及しつつあります。

SSD選びの鉄則

・起動ドライブなら少なくとも120GBクラス、250GBクラスなら
 余裕を持って使えます

・使い方や空き容量によって速度は変わります。
 使用上の速度はビークの値です。

・一般的な使い方ならさほど気にしなくても良い。
 保証期間内は使える

500GBクラスが値下がりし、買いやすくなった
M.2やMVMeなど次世代の規格の普及が進む

SSDは2.5インチHDDのサイズが主流

低価格モデルにはTLCタイプのNANDを採用したSSDも登場

NANDは電子を貯める「セル」の集合

内部処理で重要なのは、データを直接書き換えができないため、
別の領域を使って消してはいけないデータを退避して、
改めて書き込む場所にまとめる。

「ガーベージコレクション」はデータを集めて消去可能な
ブロックを作る機能で、消去しておけばすぐに書き込む領域になるため、
速度低下が防げる。

SSDは長期間使い続けると書き込み性能が低下する

SSDの寿命をのばすウェアレベリング

SSDの端子は、拡張ボード(PCI Express)、2.5インチ(Serial ATA)、MSATA、M.2の
4種類。

M.2は信号と形状の違いでさらに種類がある。

SATA 6Gbpsはすでに限界
高速モデルはPCI Express接続に移行

RAID構成で高速にしたPCI ExpressボードのSSD

より高速なM.2接続の普及が進む

MVMe対応SSDは既に登場している

PCI-E接続は最新マザーが楽

次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則(HDD編)について、書きますね。

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メモリ選びでは、規格と速度、容量がチェックポイントです。
ただ、現在の主流はDDR4規格で、速度は2666MHz動作が一般的です。
通常の使い方なら、容量だけを気にすれば良いです。

メモリ選びの鉄則

・IntelのLGA1151,LGA2011ーv3はDDR4、それ以外はDDR3を使う。

・ほとんどのCPUは2枚セットで取り付け、増設する。
 LGA1151,LGA2011ーv3版CPUは4枚セットになる。

・32ビット版Windowsだとメモリ容量4GBまでしか使えないので、
 メモリ容量8GBや16GBを搭載するのであれば64ビット版Windowsを
 使う。今は、64ビット版Windowsが主流ですので、
 メモリ容量は8GBが標準です。スピードを求めるなら、
 16GB、32GBにしたほうが良いです。

IntelはDDR4への移行が進む
高い動作周波数と低い動作電圧が魅力

小型マザーボードであはSO-DIMMも使う

主流はDDR4に移行
価格も大きくは変わらない

メモリは2枚組、または4枚組を使う

製品ラベルでスペック(仕様)がわかる

動作タイミングのパラメータが異なる場合もある

オーバークロックモデルはUEFIでXMPを有効にする

SkylakeはDDR3Lにも対応
ただし、製品レベルではDDR3も使える

次回は、自作パソコンのパーツ選びの鉄則(SSD編)について、書きますね。

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自作パソコンの魅力は、何と言っても自由にパーツを組み合わせられることです。
最新の性能や昨日を手に入れたい、見た目を美しくしたいなど、どんな望みも思いのままです。
パソコンを構成する各種のパーツを自由に選び、組み合わせて自分だけの1台を作る。
大手メーカーにの完成品パソコンにはない、自作パソコンならではの魅力です。
長い目で見れば、価格面でも自作パソコンのほうが安くなります。
使い込むにつれて不満点が出てきても、原因となるパーツを交換すれば、最小限の費用で改善できるからです。
予算が足りなければ、最初は格安のパソコンを組み立てておき、その後にパーツを交換して性能の高いパソコンにパワーアップすることも可能です。

次回は、自作パソコンに必要な主要パーツについて、書きますね。