Serial ATA端子
HDDやSSDで広く使われている端子。
通信速度でSATA(1.5Gbps)、SATA2(3Gbps)、
SATA3(6Gbps)の規格がありますが
端子形状は同じです。
現在はSATA3が主流です。
Serial ATA端子
HDDやSSDで広く使われている端子。
通信速度でSATA(1.5Gbps)、SATA2(3Gbps)、
SATA3(6Gbps)の規格がありますが
端子形状は同じです。
現在はSATA3が主流です。
汎用4ピン(ペリフェラルパワーコネクタ)
汎用の電源コネクタ。Ultra ATAのドライブ他、
マザーボードからの電源を取得しないタイプの
ファンで使います。
分岐や変換のケーブルで口を増やしたり、
FDD用4ピンやSerial ATA用、PCI Express用などに
変えたりできます、
次回は、Serial ATA端子について、書きますね。
Serial ATA用(Serial ATAコネクター)
Serial ATAのHDDやSSD、光学式ドライブ専用の
電源コネクター。
汎用4ピンやFDD用4ピントは異なり、
Serial ATA用は+3.3∨も供給できます。
汎用4ピンから変換ケーブルでSerial ATA用に
すると、+3.3∨は供給されない事になりますが
あまり問題ありません。
次回は、汎用4ピンについて、書きますね。
CPU用8ピン(プロセッサパワーコネクター)
もともとはサーバ向けのマザーボードで使われていた
コネクター。
IntelのかつてのハイエンドCPU
「Pentium Extreme Edition」ではこの8ピンが必須と
されていましたが、現在のCPUでは特に必要がありません。
8ピンを実装したマザーボードはあっても、
8ピンの片側に+12V電源用4ピンを挿すだけで
問題ないマザーボードがほとんどです。
次回は、Serial ATA用について、書きますね。
+12V電源4ピン(+12∨パワーコネクター)
主にCPUへに電源を供給るるための、コネクター。
安定供給するため、主電源24ピン内の
+12Vラインとは別系統の+12Vラインに
なっているのが普通です。
安価な電源では系統が分かれていないものも
あります。
このコネクタを挿し忘れると、電源スイッチを
押しても起動しない事が多いです。
次回は、CPU用8ピンについて、書きますね。
メイン電源24ピン(メインパワーコネクター)
マザーボードに電源を供給るるための、コネクター。
現在は24ピンが主流ですが、かつては20ピンタイプでした。
電源ユニットによっては、両タイプに対応するために
20ピンと4ピンを分割できるコネクターを
採用しているところがあります。
微妙に異なるピンを配置しているので、
逆挿しする心配はまずありません。
次回は、+12∨電源用4ピンについて、書きますね。
自作パソコンのケーブル配線は、つなぐ端子さえ
間違えなければ動作します。
何も考えずにただつなげると、PCケース内がケーブルで
雑然としてしまいます。ケーブルを整理しておけば、
見栄えが良くなるだけでなく、さまざまなトラブルが
防げます。
ケーブル整理の鉄則
・余ったケーブルは、マザーボードの裏面や
空きベイを活用してうまく隠しましょう。
・Serial ATAは適当な長さや端子の向きの
ケーブルへの買い替えも検討しましょう。
・各種の電源ケーブルは、延長ケーブルで長くして、
PCケースの端に沿わせるてもあります。
(1)ケーブルを整理しておかないと発生するトラブル米
・異音の発生や故障の原因となる
ケーブルとファンが接触し、異音が発生
パーツの追加や交換がしにくい
組み立てミスを発見しづらい
パソコン内部でショート
・パソコン内部の冷却効果にも影響する
PCケースのほとんどは前面から空気を取り入れ、
背面から排出する仕組みです。
PCケース内部のケーブルが乱れていると
風の流れがケーブルで妨げられ、パソコンの
内部温度が上がることもあります。
(2)ケーブル配線の基本テクニック
・太くて硬いケーブルから先に配線する
太いケーブルは固くて曲げにくく、
配線に制限があるためです。
・PCケースを寝かし配線しましょう
・マザーボードの裏面を利用しましょう
・CPUクーラーの向きを変更しましょう
・隙間を利用してケーブルを収納しましょう
・電源ユニット付近の空間を有効活用しましょう
・ファン脇のわずかな空間も有効活用しましょう
(3)裏面配線を上手にやるコツ
・裏面配線って何?
裏面配線は、PCケースのマザーボード
取り付け部分と側面パネルとのわずかな
空間に電源ケーブルやSerial ATAケーブルと
いった各種ケーブルを配線するテクニックです。
・裏面配線には対応するPCケースと電源が必要
・ケーブルの厚みに注意
・コツをつかめば裏面配線は簡単
・ケーブルが届かない時は延長ケーブルを使用
以上が自作PCの鉄則でした。トラブル解決については、
個別にご相談ください。次回からは、自作パソコンの
基礎知識として、コネクター&スロット辞典で
こまめに投稿していきますね。
液晶ディスプレイの解像度はフルHD(1920☓1080ドット)が
当たり前になりました。しかし、画面を広くするとさらに
快適になります。
2台目、3台目の液晶ディスプレイを追加する方法を
紹介しましょう。ドットの大きさを変えずに画面を
広くできます。表示設定から配置方法まで解説します。
ディスプレイ増設の鉄則
・つないだだけで自動認識されるが、快適に使うには
設定の調整が不可欠です。
・画面の使い方にはスパン、拡張、複製の3種類が
あります。
・液晶の配置方法によっては、位置関係の調整が
必要になります。
ディスプレイの増設
(1)画面が広いとこんなに便利になる
マルチディスプレイとは複数台の液晶ディスプレイを
使うことです。2台の環境をデュアルディスプレイ、
3台の環境をトリプルディスプレイと呼ぶこともあります。
同じ解像度のディスプレイを使えば、画面の広さは
2倍、3倍になります。
(2)マルチディスプレイの設定方法
液晶ディスプレイを2台以上つなぐと、基本的には
自動で認識され、最適な解像度で画面が映ります。
映すだけならこれで十分ですが、快適に使うには
設定を変えたほうがいいです。
まず確認するのが、画面の位置関係です。
OSには、2台並べた液晶ディスプレイのどちらかが
左にある、といった情報は検出できません。
そのため、自動設定された位置関係が間違っている
場合があります。
確認するには、マウスポインターを左側の画面の
右端まで移動させて、さらに右へ移動させて、
2台目の画面に移るかを見ると良いです。
境目で止まってしまうのであれば、設定上の位置と
実際の位置が逆になっている事になります。
修正するには、コントロールパネル内の
「画面の解像度」で変更します。
・画面の位置関係はかなり自由に選べます。
・画面の使い方には3種類あります。
スパン
全体を一つの画面として扱う。
ウインドウを最大化すると全体に広げられる
拡張
画面を個別に扱う。
ウインドウを最大化するとその画面内で広がる。
複製
2台以上の液晶ディスプレイに同じ画面を映す。
解像度は最も低い解像度に自動で合わせられる。
次回は、自作パソコンのアップグレード鉄則(内部のケーブルを整理する編)について、書きますね。
冷却性能が高いCPUクーラーを導入しても、
PCケース内に熱がこもっていては性能を発揮できません。
しっかり排熱するには、ケースファンを適切な場所に
取り付ける、複数の固定場所があるPCケースでは、
いろいろと組み合わせを変えて見ましょう。
ケースファンの増設の鉄則
・ファンの大きさは決まっている。
固定場所がどのサイズのファンに対応しているか
確認する
・ファンの電源ケーブルの形状やピン数を確認する。
マザーボードにファン用の端子の空きがなければ、
変換/増設ケーブルを検討する。
・メーカーごとに測定基準がバラバラなので、
カタログ上の騒音レベルの値では静かさは
判断しにくい
ケースファンの増設
(1)BIOSでファンの動作をチェックする
(2)ファン選びのポイント
ファン選びのポイントは下記のとおりです。
・大きさ(8センチ角、9センチ角、12センチ角、14センチ角)
・厚さ(厚さ13ミリ、厚さ25ミリ)
厚さ25ミリが主流
・リブの有無
ファンのネジ穴を覆う枠をリブという。
主流はリブ無しですが、中にはリブありのファンもある。
リブありはゴムブッシュが使えないなど、固定具が異なるので、
注意しましょう。
・電源端子の形状
電源端子は3ピンと4ピンの2種類。
4ピンはPWM(Pluse Width Modulation)での回転制御に対応。
マザーボドの4ピン端子につないで、回転数を自動で調整できる
のがポイントです。
・回転数・風量・騒音値
回転数や風量、騒音値は製品のパッケージやメーカーのWebページに
記載されている。騒音値はメーカーごとに測定基準がバラバラなので
参考程度のとどめておきましょう。
・固定具
テーパーねじ、ゴムブッシュ、ネジ(ナットを使用)
・LED
見た目を楽しみたいのであればLEDを搭載したファンを選びましょう、
・メインテナンス性
メインテナンスのしやすさも製品選びのポイントです。
・ファンコントローラー
ファンコントロール機能があれば、ファンの回転数を手動で
調整可能です。
(3)ファンを交換する
次回は、自作パソコンのアップグレード鉄則(ディスプレイの増設編)について、書きますね。
自作パソコンを構成するパーツの中で、CPUクーラーの交換は
比較的手間がかかります。製品によって固定方法が異なる上、
細かな部品が多いことがあるので、作業の前には製品の
取り付けマニュアルにしっかり目を通しておきましょう。
CPUクーラーの交換の鉄則
・大型クーラーは干渉しやすい。事前に外形寸法を
調べておき、自分のパソコンに入るか検討する
・複数ソケットに対応するため、多数の部品が付属する。
部品を無くさないように注意する。
・PCケースに交換用の穴があっても、マザーボードを
外して交換するのが確実
CPUクーラーの交換
(1)CPUクーラーの選び方のコツ
CPUクーラーは大きく分類して3種類ある
・水冷型
・サイドフロー型
・トップフロー型
大型CPUクーラーの冷却性能は段違い
CPU付属のクーラーは必要最低限
(2)プッシュピン型を取り付ける
プッシュピン型は4個のピンを差し込むだけで
固定できる手軽さがあります。
取り付けの際には、ピンの向きに注意が必要です。
ピンには矢印が書いてありますが、これは外す際の
目印です。
矢印の方向に回すと緩んでしまいます。
ピンがきちんと固定できていないと冷却性能は
著しく落ちます。きちんと固定できてなくても
見た目にはわかりにくいので、必ず一度ひっくり返して
ピンが正しく通っていることを確認しましょう。
取り付けミスには注意
(3)リテンション組み立て型を取り付ける
リテンションとはCPUクーラーを固定するための
土台のことです。そこにヒートシンクを固定する。
しっかりと固定できるので、大型のCPUクーラーで
採用される。
マニュアルにそって作業すれば難しくありません。
(4)バックプレートネジ留め型を取り付ける
バックプレートを使う方式は多い。
リテンション組み立て型ほどパーツ点数は多くない分、
手順が少ない。
一体型水冷クーラーは多くがこの方式を採用している。
(5)背面ネジ留め型を取り付ける
他のタイプと異なり、マザーボードの背面から固定します。
ヒートシンクがCPUソケット周辺を覆う、またはヒートシンクと
マザーボード間が狭く他の方式が使えない場合に採用される。
小型のCPUクーラーが採用する例が多い。
背面から固定するため、CPUクーラー側のネジ穴が見えなくなり、
取り付けの難易度は高めです。
次回は、自作パソコンのアップグレード鉄則(ケースファンの増設編)について、書きますね。